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・マイプレイ音ゲー図鑑 065「アイドルマスター シャイニーフェスタ」

タイトル :アイドルマスター シャイニーフェスタ
機種   :PSP
難易度  :☆☆
キャラ  :☆☆☆☆
ストーリー:☆☆☆
楽曲   :☆☆☆☆

・概要
アイドルを育成するゲームシリーズ「アイドルマスター」の楽曲を使った音ゲー。『ハニーサウンド』『ファンキーノート』『グルーヴィーチューン』の3種類のバージョンが存在し、バージョンによって、プレイ出来る楽曲やメインで登場するアイドルが異なる。

左右から流れてくるアイコンが中心にあるポイントに重なったところでボタンを押す。左から流れてくるアイコンは十字キーのいずれかLボタン、右から流れてくるアイコンは、〇△□×Rボタンのいずれかを押せばOK。これに長押し、同時押しが含まれる。

プレイ画面の背景ではMC(ミュージッククリップ)が流れ、一定以上のプレイで登場する星型のアイコンの入力に成功すると、より豪華なMCに画面が変化する。

・難易度
押し分けがざっくり左側と右側の2種類なので、比較的分かり易い。
難易度は、DEBUT、REGULAR、PRO、MASTERの4段階で下位の難易度をクリアすることで、上位の難易度が解放される。ストーリーを追うだけであれば、上位の難易度を避けてクリアすることも可能。

楽曲毎の難易度は1~10の星の数で示される。押し分けが少ないとは言え、PRO以降となると難しい曲も出てくる。ストーリーモードでは3曲1セットでのプレイに加えて一定のノルマが課され、3曲目にライバルとスコアを競う場面が出てくることもある。

・キャラ
「アイドルマスター」シリーズのキャラが登場。765プロダクションの13名に相当し、バージョン毎に4、4,5人に分かれる。『ファンキーノート』のみ5人だが、このバージョンには双子のキャラが所属している。

メインとなる13名以外のアイドルは、ライバルとしてストーリーモードに顔出し程度に登場。プレイヤーはプロデューサーという立ち位置となる。

・ストーリー
南の島のリゾート地で開催される音楽祭に出場することになった765プロダクションのアイドル達。全員揃っての出場は出来ず、選抜ユニットが向かうことに。それぞれのユニットは課題を乗り越えて新曲を披露し、音楽祭の前半で輝かしい成績を収める。

後半では5日間に渡るステージで一定のポイント獲得をライバル達と競い合う。その中で、ユニット毎に異なる出来事が起こる。

バージョンによって選抜ユニットが異なるので、それぞれのエピソードは並行世界の出来事と言える。ゲーム開始時にTVアニメ一話分に相当するアニメが流れ、これが音楽祭前半の出来事となる。

・楽曲
1バージョンにつき20曲。うち、6曲は各バージョン共通の楽曲となる。
これまでのゲームシリーズ、アニメで使われた曲の他、本作が初出となる曲も存在する。共通楽曲以外は、各バージョンに登場するアイドルが歌う楽曲となる。

個人的には「私たちはずっと…でしょう?」が前向きでアイドルらしくて好き。また、『ハニーサウンド』には如月千早が出演するので、「目が逢う瞬間」が収録されている。この曲は本作プレイ以前に耳にしたことがあり、当時のネット上の盛り上がりを知る人には印象深いかもしれない。

・まとめ
登場キャラも随分と増えて現在も「アイドルマスター」シリーズは続いている。本作はそんな長い歴史の中に登場した音ゲーメインのゲームの1つである。アニメなどからの流用もあるが、1曲毎に2種類のMCがあるのはアイドルを題材としているだけあって、力が入っている。

3つもバージョンを分ける必要があるかはやや疑問だが、当時としては許容範囲?だったのだろう。アニメが丸々1本収録されているので、見ようによってはOVAにゲームが同梱されているとも考えられる。

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