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・マイプレイ音ゲー図鑑 062「幕末Rock」

タイトル :幕末Rock
機種   :PSP、PSVita、iOS
難易度  :☆☆☆
キャラ  :☆☆☆
ストーリー:☆☆☆
楽曲   :☆☆☆

・概要
幕末という時代設定に現代風のアレンジがなされたパラレルな歴史モノ。
服装は和装なところがあるが、ギターとかマイクとかが普通に出てくる世界観。

上から降ってくるアイコンが下部の規定ラインに来たらボタンを押す、
オーソドックスなプレイスタイル。使用するボタンは十字キーと〇、△、×、□の8種類。歌唱している箇所では入力に成功するとアイコンが歌詞の文字に変化する。

背景ではMVが流れており、最初は鎖で遮られているが、プレイの成功を重ねる毎に、鎖が無くなっていく。サビの前ではキャラクターがシャウトしてカットインが入る。

・難易度
EASY、NOMAL、HARDの3種類。NOMALであればクリア自体はそこまで難しくはない。プレイ画面全体の演出が派手なので、最初のうちはアイコンを見失うことがあった。十字キーの場合、色による差別化が無いので右と左、上と下はちょっと分かりにくいかも。

ストーリーモードは選択肢が出てくるものの基本に一本道なので、迷うことはない。続編の超魂では、HARDの上位難易度に「超魂」が追加され、こちらは中々手強い。

・キャラ
他の歴史を題材にしたゲームと同様、歴史上の人物が登場するが見た目はかなりアレンジされている。主人公は坂本龍馬で、桂小五郎、高杉晋作と行動を共にする。

敵対する組織として新選組が登場し、土方歳三、近藤勇、沖田総司などが立ちはだかる。(新選組と言えば、この3人みたいなところがある。)

坂本龍馬は赤毛で少年漫画の主人公のような性格をしている。純粋でちょっと抜けており、熱血なところがある。語尾は勿論「~ぜよ。」

・ストーリー
徳川幕府は開国を拒み、新選組を利用した洗脳ソング「天歌(ヘブンズソング)」による強引な太平化で、国と民を支配していた。「天歌」以外の歌を歌うと死罪となり、音楽の自由が無い状態であった。

坂本龍馬をはじめとす志士(ロッカー)達は、Rockの力で世界を変えるべく立ち上がる。

・楽曲
全13曲で全て劇中のキャラクターが歌っている。タイトルにある通り、ロックな曲がメイン。個人的には沖田総司の「共鳴進歌」が儚げで好き。

坂本、桂、高杉、土方、沖田がそれぞれ歌っているものの、新選組の中で近藤だけ歌が無いのはちょっと残念。
(後にアニメで歌うことがあった模様。)

・まとめ
本作以前から「歴史上の人物のビジュアルを現代風にアレンジ」すること自体はよくあるので、それを音ゲーというジャンルでやるとどうなるか、といったところ。バカバカしくも熱いノリは見ていて面白い。

ストーリーの項でも触れているが、本作独自の用語が幾つか登場し、変わった読み方をする漢字があるが、セリフはフルボイスなので、特に困ることは無い。地の文は読み上げないので、一瞬読み方を見失うことはあった。

アニメ化、舞台化もしており、ゲーム以外でのメディアにも展開しているようだ。続編として超魂があり、前作の内容を全て網羅している。更にiOS版として極魂があり、こちらだけの新曲も収録されている。

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