・マイプレイ音ゲー図鑑 055「パタポン」

タイトル　：パタポン
機種　　　：PSP、PS4
難易度　　：☆☆☆
キャラ　　：☆☆☆☆
ストーリー：☆☆☆☆
楽曲　　　：☆☆☆

・概要
神となり太鼓で部族を導くゲーム。
集団で戦いながらフィールドを左から右へと進軍していく。

□、〇、×、△の4つのボタンを組み合わせて、4拍子を繰り返しながら、
軍勢を操作する。「□□□○」で進軍、「○○□○」で攻撃など。

狩りで素材を集めて、それらを使用し仲間を増やして強化する。
敵部族も集団で戦いを仕掛けて来る。

・難易度
常に4拍子でボタンを押し続けるという基本行動が地味に大変。
戦いはゴリ押しで行ける場面もあるが、編成の調整が必要な場面もある。
近接、遠距離など攻撃のリーチを意識しながら進める。

他のゲームでも言えることだが、素材集めも大変ではある。
拠点のミニゲームの成否が素材の収集に影響してくるので、
リズム感が戦力の強化に不可欠。

・キャラ
白黒で丸っこい体に手足が生えたシンプルなデザイン。
フィールドも含めて全体的に切り絵や影絵のような雰囲気となっている。
皆似通っているので、旗や武器など所持しているものでキャラを区別する。

味方の軍勢はパタポン族、敵軍勢がジゴトン族、その他動物は狩りの対象。
プレイヤーはパタポン族にとって神に位置づけられる存在。

神と言いつつも、軍勢の指揮を行う司令塔的な役割を担っているので、
ただ崇められるだけではなく、ちゃんと働く必要がある。（ひたすら太鼓を叩き続ける神…）

パタポン族は何とも言えない言語を発し、基本的にノリノリである。

・ストーリー
パタポン族は世界の果てにあるという「それ」を目指している。
「それ」が何かはパタポン族も分かっていないようだが、皆基本的に「それ」に対して前向き。
その動きを阻もうとして、ジゴトン族が立ちはだかる。

・楽曲
4拍子のパターンを成功させる度、パタポン達がフレーズを繰り返し、
フィーバーすると更に賑やかになっていく。

ステージによって曲が違うのかもしれないが、構造上4拍子のフレーズが強いので、曲数はいまいち分からない。似た感じなのも多い。

「パタ、パタ、パタ、ポン♪」の掛け声が耳に残りがちで、民族音楽的な雰囲気がある。

・まとめ
集団戦闘に音ゲー要素を盛り込んでおり、ノリで進軍していけるのは楽しくわちゃわちゃしたキャラの動きが見ていて面白い。一方で、継続してリズムが取れないと、フィーバー切れを何度も味わうので爽快感には欠ける。

続編として2、3が展開され、1のみPS4版が存在する。
リズムの反復を幾度となく繰り返すので、耳にかなり残るゲーム。