好きなことと、生産性と、社会貢献

とある方々との会話から、自分は好きなこと、生産性、人の役に立つことってどう思っているのだろうとふと思った。

私の場合・・・

今日は気がついたら寝ていた。

いつも通りに起きたのに、午前中は家事や自分のことをしてすごしていたのに、ちょっと寝転んだら、夕方まで寝ていた。

今はまだ昼過ぎだろう・・・と寝起きの頭で時計を見たら。。。

16時半。

ちょっと寝転んだつもりがこんな時間!!!

・・・前までだったら、なんでこんなに寝ちゃったんだろう・・・って思っていた。

けれど、今日の私はいつもと違った。

身体を感じてみて、スッキリしていたので、よく寝たんだなって感じたし、こんなにぐっすり寝たってことは、身体が睡眠を欲していたんだなって感じた。自分を満たすことができたんだなと。

ここも事実と感情を分けて考えてみたら。。。

11時くらいから16時半まで、約5時間半寝たという事実。

それだけなんだけど、そこに自分のどんな感情が乗っかっているかをみてみる。

前までは、昼間に寝るということは、したいことができなかったという思いに至って、損した!って思うことが多かったのだけど

今回は、よく寝たなと感じる。

やろうと思っていたことが全然できていなかったことを思い出す→これからやればいいかと思う。

前までは、寝るという行為を生産性のないことと思って「悪」としていたけれど、今は、「悪」とは思っていないなぁ。

身体の欲することをしただけ。そんな感じだなと思う。

私は寝ることが好きだし、ゴロゴロすることも好き。

フカフカの毛布にくるまって、毛布の感触を味わってゴロゴロすることが好きだ。

お風呂にのんびり浸かることも好き。

海辺や山でぼーっとすることも好き。

私の好きなことって、何の生産性もない。

生産性のない好きなことをする自分を許せるようになったなって気がついた。

昨日は仕事が終わってから、夕焼けを見に、車を1時間くらい走らせて海辺へ。

持ち帰り仕事もいくつかあったけど、海辺で夕焼けが見たかったから行ってきた。

生産性を考えたら、さっさと帰って、持ち帰り仕事をする方が何倍もいいと思う。

けど、したいなって思ったことを選んだ。

夕暮れまでいた。

暗い海が月の光を反射してキラキラ揺れるのに見惚れていた。

真っ暗な海が綺麗だった。

夏だったらザブンと浸かっちゃいたいと思ったくらい。

月も綺麗だった。

砂浜に寝転んだり、海に足をつけたり。

私たちって、常にどこかで、「社会貢献」って求められると思う。

学校で「人の役に立て」って教わるし、何かに貢献しなければってつい思っちゃうところもある気がする。

だからこそ、自分の好きなことと、生産性や社会貢献と結びつけて考えてしまいがちなような気がする。

けど、私、一番の社会貢献とか、生産性の上がることって、実は「機嫌よくいること」なのではないかな?と思う。

殺伐としたところで、いい仕事をするって難しいだろうし、周りのことも不快にする。。。気がするんだよね。

だったら、自分の身体の欲求、心の欲求を満たして、自分がご機嫌でいられることを選ぶことが、一番の社会貢献や生産性の上がることなのではないかなって思う。

何かすごいことを成す前に、自分の機嫌をいかに取るか。

だからこそ、自分としっかり対話して、心の癖、身体の癖を知るって大事だと思うし、

ちゃんと欲求を感じて満たすってことをすることも大事だと思うし

自分に優しくするって大事だと思う。

自分のことをちゃんと見るって、

できることもできないことも対等に扱うことだと思う。

いい気分も、悪い気分も対等に扱うことだと思う。

夕暮れの瀬戸大橋がとても綺麗で、ぼーっと眺めてた。

ただただ、ぼーっとする。

これって、最高の贅沢だとも思う。贅沢な時間の使い方。

主体的に生きるって、自分の選んだどんな行動にも、責任を持つことだと思う。

半日寝たことで起こってくること、ぼーっと過ごす時間を持ったことで起こってくること、

そのこと選んだことで起こってくるメリット、デメリットも、受け入れてやっていく。

半日寝たことで、夜中眠れないかもしれないけれど

寝たことを後悔するも、良かったと思うも、自分の今後行動で何とでもなるようにも思うな。やったことを正解にしていく。

本当に自分次第。

そんなことを思う夜でした。

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