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久々の生理痛

ここ数ヶ月、痛みとはあまりご縁がなかったのだけれど、今月は、生理が遅れたのと一緒に、久々にここ数年で一番生理痛も重かったと思う。
生理期間のほとんど、腰、下腹部、股関節がだるくて重くて痛かった。

2ヶ月前に40歳という年齢を迎え、その数ヶ月前から、なんとなく、30代とは違う体調の変化を感じてはいたのだけれど、生理もなんとなく、そんな前兆を感じながら迎えた感じ。

とにかくだるい、痛い、重い。

久々に痛い箇所を観察しながら、面白い発見があった。

それは、

生理痛を感じている部分と、それ以外の部分があることが認識できたこと。

言葉で表現すると当たり前のことなのだけれど、

今までは、痛みに飲み込まれていた感じがした。生理痛があることしか感じられなくなっていたというか。

なのだけれど、今回は、下腹部や腰は痛い、股関節は怠くて重い感じ、あとは、元気に動く感じ・・・みたいな、痛くない部分もしっかりあることが感じられてた。

なので、自分の思考?感覚?も、すごく冷静に、痛みと、それ以外のものがあることを感じている感覚。

こんなに両方を感じられる自分がいることに、びっくりだった。

痛いといえば。。。
まだ、整体に通っていた頃、捻挫で足首を痛めてしまったことがある。

お世話になっていた整体とは別のところで、捻挫の治療をしてもらったのだけれど、そこがとても身体のペースを大事にしてくれるところだった。
どうしても、この日までに治したいという自分の要望もあったので、確実に、大事にしてくれたのだと思うのだけれど、本当にありがたかった。
自分も、足首と相談しながら、「これくらいなら動けるけど、ここから先はまだ動かすのちょっと怖いな。。。」ということもあって、慎重に少しずつ、身体の動きたいペースを大事にしながら動かしていたのだけれど

そんな私の様子を見て、身体に精通した方が「あなたは痛みに対して慎重すぎる。それくらい治っていたら、もっと動けるはず」って言ったことがあった。

確かにそうかもしれないのだけれど

今思えば、自分は、その捻挫の時に、「身体が動きたいスピードや可動域」というものを身体の声を聞きながら動けていたんだろうなぁと思った。
治っていても、身体が動くことを怖がっているのだから、身体が安心できるところで動いていた。
結果、治したいって思っていた日には、身体が無理することなく全力疾走もできるようになっていた。

それは今にもつながっていて、
痛みが出た時、必ずやっている。
このスピード、方向、角度、力加減・・・等々なら大丈夫っていうところで動く。
結果、回復が早い気がする。

あの時、他人の声より、身体の声を優先できた自分に、今はありがとうと思うし
「痛みに対して慎重すぎる」と言ってくれた方にも、自分はそれくらいがちょうどいいんだっていう物の見方をもらえた気がするので感謝している。

久々の生理痛。
生理痛の時は、身体との対話を大事にしてきたから、いろんな発見がもらえる気がする。

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