大きなイベント参加は、これで、最後

来週、デザインフェスタに参加します。東京ビッグサイト。大きなイベント参加は、おそらく、これが最後です。思えば、パトランデビューは、このデザインフェスタでした、2019年の。まだ、パトランという名前は、まだない、でした。前の会社のプロジェクトで、すでに中止が決定していました。中止が決定する前に、参加が決定していたので、行きました。
テストマーケティング。
20匹の後にパトランとよばれるものを、持って行きました(残った、それは、知人や、モニター先に配ったのですが)。
同じプロジェクトをしていた若者からは、売るな!と言われました。じゃあ、売れない価格を提示して、それでも、売れたら、しかたないということで・・・と妥協してくれました。
売れました、3匹。
嬉しかったです。
なにより、抱っこしてくれた皆さんの反応が・・・。
小生は、間違っていなかった、そう思いました。
会社を辞めてでも、これを事業化しよう、その時は、もう決めていたのかもしれません。
初心です。
忘れてはいけません。
そして、起業してからの、小倉マルシェ。
あの時朝ホテルで食べた玉子かけご飯、記念すべき1匹目が売れた時、ちょっと涙ぐみました。
それからも、イベントでは、数々の忘れられない出会いがありました。
その体験は、小生たちを励ましてもくれました。
なにがなんでも(例え、交通費、宿泊費、イベント参加費、運搬費などで赤字になっても)、イベント参加は、やり続けると思ってました。
最近、変化が、訪れたのです。
たぶん、イベント慣れしてきたのでしょう、周りが、見えるようになってきたのです、それまでは、無我夢中だったのに・・。
久しぶり会うお客さんとの再会や、初めて会う人が、感動する様子もありますが、とても、嫌な想いをすることもあるのです。たぶん、前から、嫌な思いをさせてくる人は、いたのでしょうが、無我夢中の時は、気にならなかったのです。しかも、何回も参加すると、ああ、これ、抱っこしたことがあると、通り過ぎるひとも・・・。
抱っこ体験しないと、良さが伝わらないと思っていましたが、ECサイトで売れ始め、体験なくても、売れるんだという気づきがありました。発送したお客さんからは、お手紙をいただいたりもします。そこには、嫌なひとがいません。
BtoCマーケティングで、お客様の声は、貴重だと教えられますが、その中には、嫌な想いも含まれていて、そういうのに、耳を傾けないというのも、個人商店なら、許されるのだともいます。
万人に受けるものを作って、世の中に出すのではなく、私たちのことを、良く思ってくださる人たちに囲まれて、事業を営みたい。
それで、パートナーと話しあい、今回で、大きなイベントに参加するのは、最後にしようということになりました。
イベントを楽しみにされていた方、すみません。
また、きまぐれで、あなたの住む町に、お邪魔するかもしれません。

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