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なんとなく見たものが人生の転機になることだってある。朝渋「書く習慣」に参加後日談

「なんとなく」の直感は、割と正しいって話を聞いたこともあるし、体感としてもそう思う。今回は、そんな感じの体験だった。

 * * * * *

イベントに参加する理由は、いろいろあるけど「知ってる人がアノ人が出るから」という理由で参加することが多い。でも、今回は違っていた。

「朝渋」という朝活コミュニティがあり、コロナ前はリアルイベントをやっていたようだが、コロナ後はオンライン開催にされたようで、2021年9月8日、安藤美冬さんの出演回に、初めて「朝渋」に参加した。

その「朝渋」を知ったのは、安藤美冬さんのメルマガにて。そして、その朝渋の次回告知で知ったのが、今回の件。

「いしかわゆき」さんが「書く習慣」という本を出したので、それについてお話ししますと告知があり、僕は開催日の2日前のGoogleカレンダーに入れていた。

いったん忘れていた記憶は、しっかりと2日前に呼び起こされて、どうしよっかな〜と思いながら、「無料だし、早く起きるキッカケにもなるし、とりあえず申し込んどこ」ぐらいの感じで「なんとなく」申し込んだ。

んで、当日、7時過ぎに起きてたものの、実は忘れてまして、、7:20ぐらいに「あっ!!」と思い出して参加してみたら、、(どんだけ参加に対して気合い入ってないんだよ…)


良かったんすよ〜!!これが。


書くことに構えすぎていた

あー、なんか、かたっくるしく考えてたなー、書くことを、と。それが当日の感想であり、僕の変化。

(ちなみに「かたっくるしく」と書いてるのも、この「書く習慣」の書籍内で書かれていたことの影響。読んだ人はわかるやつ。つまり、ぜひ読んでみるといいよというオススメをさりげなく。と、ここに書いてしまう段階でさり気なさがないw)

仕事柄、SEOだの、集客するための記事だの、検索意図を探りながらだの、そんな話にちょくちょく触れるような環境にいるもんで、なんだか書くことに対して四角四面で”ちゃんと書く国の住人”になってたんだなー、と気付かされた。

いや、そんな環境じゃなくても、noteのなかでバズってる記事を見たり、Twitterでバズったりしてる記事を見てると「自分もあんなふうに長くて面白くて感動したり、役に立ったりするような記事を書かないと…」という国の住人になってるんじゃないだろうか、多くの人が。そんな感じになってません?

僕は完全にそうなってたんだなー、ということに気付かされました。

「あぁもっと、好きなように、自由に、自分の書きたいことを、自分が書きたいだけ書いて、飽きたらやめて、また書きたくなったら書く。そんな感じでいいじゃない。」と。

(「あぁもっと」と書いた段階で、田原俊彦トシちゃんの「抱きしめてTONIGHT」が脳内に流れてきました。筆者は、そんな年代です。こんなことをここに書いてしまうのも、"もっと自由に書いていいじゃない教"の教えによる影響です。)


平凡な毎日をラベリングする

当日の、いしかわゆきさんの話で印象に残ったのは、

書いておくと、なんでもない平凡な毎日を、ラベリングできる

という言葉。

僕らの人生のほとんどは、
同じような繰り返しの、なんでもない日常。

「あー今日も、なんもなかったなー」
「いつもとおんなじ平凡な毎日だわー」

でも、ホントにそう?

割といろいろやってるんじゃない?

・朝のパン、いい感じに焼けたなー
・テレビで見たあのサバ缶餃子、つくってみたいなー
・昼ごはんどうするかで家族でゴタゴタしたなー
・14時なのにガスト混んでたなー
・スタバでフラペチーノ久しぶりに飲んだなー
・焼き芋フラペチーノにするか迷ったけど、ちょっと高いからヒヨッたなー
・30分ぐらい公園散歩してみたら気持ちよかったなー
・NETFLIXのドラマ、思ったより面白かったなー
・noteって書き始めると、けっこう書いちゃうなー

ちなみにこれ、僕のリアルな今日の出来事です。思い出してみたら、平凡な毎日のなかに、いろいろある。でも、こんなこと明日になったら、すぐに忘れちゃうんですよね。

楽しいことも、
悲しいことも、
怒ったことも、
笑ったことも、

時間がたつと、思った以上に忘れてしまう。

でも、それを書いていくことで、平凡な毎日の1シーン1シーンを切り取って、ペタッとシールを貼っておくように、ラベリングしていくことができる。

ブログやnoteを書く目的や意味を、仕事につながるとか、お金につながるとか、バズって影響力を持つとか、そういうことに置いてしまうと、

「あー、お金につながらない。」
「仕事につながらない。」
「バズらない…」

となっちゃうので、テンションが下がって、そのうち書くこともやめてしまうかもしれない。

でも、書くことの意味を、自分の思っていたこと、考えていたことを残しておくことに置くと、どう?

別にバズる必要もないし、お金につながる必要もない。

自分が、”あのとき”、何を考えていたのか?

それって、思った以上に忘れてしまう。

だから、書いておく。

すると、ふとした時に、
落ち込んだ未来の自分が、
過去の自分の言葉に救われることがあるかもしれない。

もしかすると、
悩んだ過去の自分のような人が、
未来で自分の言葉に救われることがあるかもしれない。

だから、書いておく。

それは、なんだか、心地の良い、
そして、小気味のいい感じがした。


書いて形にして出しておく&続けるコツ

他にも、こんな感じの話があった。

こんなこと書いて意味ある?って思うけど、
それに意味があるかどうか決めるのは、読んだ人。
早起きノウハウ記事は、早起きできる人には無益。
でも、早起きできない人には、大発見!神!
完璧じゃなくても、書いて形にして出しておくって大事。
書いたもん勝ち!完璧主義って、これっぽっちも完璧じゃない
書いて形にして出しといたことで出版のきっかけも来た。
Q:続けるコツは?
A:がんばらないで。帰り道の10分の何をしててもしてなくても変わんない時間にスマホで書いてた。Voicyはお風呂の湯船で録ってる。そういう「支障のない時間」をいかに探すかがコツかな


テンション上がってるうちに行動してしまえ

というわけで、僕のなかの”ちゃんと書かなきゃ教”は、「なんとなく」で観ていた朝のイベントで、ガラガラと音を立てて崩れ去っていった。

10月1日にさっそく、本を買って、
10月2日に読み終わって、
10月3日の今、スタバでnoteを書いている。

というのも、本の中に「こうやっていろいろ書いて伝えても、ほとんどの人はやらないんですよね」と書いてあったので、これはたけしの挑戦状以来の挑戦状だな、と個人的解釈をして、本を読む手を止めて、その場で、

・Gmailアカウントを作成
Twitterアカウントを作成
・noteアカウントを作成

そして、いま、書いている。
(早くアイコン画像を設定して、プロフィールもちゃんと書きたい)

以前、ゆぴさんもこんなnoteを書いているのを見つけた。
■note:“落ち着いてから挑戦する”のは絶対にやめてください


というわけで、サラッと書くつもりが、けっこう書いちゃったな。

あと、イベントの次回告知って大事だな。おかげで、良いキッカケを得られました。5時こーじさん、ありがとう。

今回は、たまたま良いキッカケとなるイベントに参加できたけど、これもたまたまじゃないのかもな〜。なんとなく覚えてて、なんとなく参加してしまって、こうやって変わるキッカケを得てるってのは、僕の好きな「魔女の宅急便」のテーマ曲で「♫すべてのことはメッセージ〜」ってユーミンも歌ってる、まさにそのことなのかもなー、と。

さて、フラペチーノも飲み終わったので、ここらにしておこう。ではまた。

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