くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第265回 「ADHDは毎日が忘れ物日和!なにか対策はあるのかな!?」ってお話
登場人物
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本編
[く] こんばんは。くらげです。
[寺] こんばんは。寺島です。
[く] 関東は先日に梅雨が開けまして、抜けるような快晴が続いておりますね。まぁ、その分、灼熱地獄ですが!
[寺] 大阪も連日暑いですねぇ。いやもう、やる気が汗とともに揮発していますよ…。
[く] 寺島さんの部屋はエアコンが効きにくいと前から言ってましたよね…。夜になってもさほど涼しくなりませんし、体調管理が心配です。こちらは一定以上の気温になるとあおが倒れかねないのでむしろちょっと寒いくらいにしていますが(笑)
[寺] いいですねぇ(笑)うちは私以外の家族がみなクーラー嫌いで、基本かけないんです。だから唯一風の通らない部屋が私の部屋となり、クーラーがあるわけですが…えっと、これ追いやられてます?(笑)
[く] コメントは控えます。とはいえ、移動自体は車を使えばある程度灼熱を防げるのですが、東京は新型コロナウイルスとオリンピック開催でどこにも行けない状態です。四連休とは…。
[寺] 個人事業主、フリーランスに土日も連休もありません!ちゃっちゃと仕事をしましょう!しかし、くらげさんも最近は結構忙しくしているみたいですね。
[く] 忙しいというか…。個人事業主になったんですが、サラリーマン時代寄りはかなり時間の使い方に敏感になっています。「やった分が報酬になる」仕事の比例が増えたので、「一日のこれだけはやらなきゃ」というラインが明確になって、それをクリアするためには「この時間は最低限仕事にあてないとだめだから他に使える時間は…」と計算するわけですが。
[寺] めちゃくちゃ普通ですね!まぁ、「今しか存在しない」「見えないものはないのと同じ」というADHDなくらげさんなので、「明らかにラインがある」ということを一日単位で自覚できるようになっただけ成長なんじゃないですか。
[く] そうですね。でまぁ、ADHDといえば「忘れ物」とセットで考えられがちなのですが、実際に「忘れ物・なくしもの」は多いんですよね、私も。
[寺] それは存じておりますが、なんでまた?何か気になることがありましたか?
[く] 目標のラインを達成するための「障害」として「忘れ物をする」というのは結構でかいなぁ、という自覚が芽生えてきました(笑)
[寺] 今更なの!?
[く] もちろん以前からの悩みではあったのですが、ここにきて「時間の重み」が急に増えまして。
[寺] ははあ。増えたのではなくて、本来はとても重いものなのですが、それに気づかなかっただけですね(笑)いや、実際に大人の発達障害を医師が印象で測る時に「本人にそれほど自覚がない」というのがひとつの指標になっているそうですよ。私の人生がうまくいかないのは忘れものが多いせいだ!とそれほど多くないのに思い悩んでいる場合は、他の疾患を疑うそうです。
[く] 自覚が薄いと言われればそうかもしれません(笑)いやまぁ、探しもの自体はいろんなテクニックを使ってだいぶ減ったんですよ。
[寺] へぇ、どんなテクニックですか?
[く] 特になくすとめんどくさい家の鍵・財布・車の鍵には1個4000円くらいの「Tile」というスマートタグをつけました。
[寺] ああ、スマートタグは雑誌の付録でも見るようになりましたね。しかし、1個4000円前後というのはなかなかにいいお値段ですよね!どうやって使うんですか?
[く] 基本的にはスマホと連携して使うのですが、「どこにあるか音で教えてくれる」「落とした場合、最後に場所をおいてあった場所をGPSで表示してくれる」「Tileとスマホが離れるとアラートを表示する」などの機能があります。逆にTileからスマホを探すことができます。
[寺] 逆に言うとスマホはまず失くさないんですね(笑)うちの河童(夫)はよく見失って、他の家族の電話で鳴らしてますけど。
妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。