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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第60回 「障害者雇用の問題点は『誰もよくわかっていない』ところにある?働く幅を広げるための戦略ってなんだろう」ってお話

[く] さて、本格的に恐れていた梅雨に突入しましたよ。

[寺] 今年も間もなく折り返しですか、早いですね。(バタン)

[く] 寺島さん!寺島さん!現実逃避した上に倒れないでください!話が進みません!

[寺] ・・・ただいま絶賛不調中です。娘と息子も起き上がりこぼしのようになってます。さらにバイト先の女性陣も子どもが一人ずつ倒れててんてこまいです。連日フォロー願いのスカイプが飛び交ってますよ・・・。わかる人にはわかっちゃうと思うんですけど、今回イラストも酷いです。目がかすんで手元がほとんど見えていませんからね。

[く] うちはまだそこまでひどくないですが、累積したダメージがいつ破裂することやら、と心配ですね。そうならないために準備はしていますが・・・。関係あるのかないのか尾てい骨に激痛が・・・。

[寺] ブログで読みましたが、たぶんそれは関係ない(笑)

[く] まぁ、梅雨でも仕事は普通にあるので休むヒマもありゃしないのですが。仕事が一番の梅雨への薬でしょうか(笑)

[寺] あら、頼もしい!少し前まで仕事やめてライター独立する-!とか言っていましたけど、どういう風の吹き回しで?(笑)

[く] やはり仕事が増えたことが原因でしょうか。

[寺] 減ったんじゃないんですね。

[く] もともと仕事すること自体は嫌いじゃないですよ。むしろ能力と気力の限り仕事をしたいタイプです。

[寺] 多動 丸出しですね(笑) フルタイムで働いた上に家事をこなしてブログを毎日書くという時点でだいぶリソースは消費されていたと思うのですが、まだ負荷が足りなかったか。

[く] あおがボクにブログをさせるのは余計なことをして暴走しないためですからね(笑)副業はさすがにいろいろしんどいのでやめました。まあ、そういうわけでこれまでの仕事はいまいち「燃えない」仕事が多かったんですよ。

[寺] 燃えない仕事、というとどういうことですか?ADHD的に?

[く] ADHD的というか・・・。わりとデータ入力とか資料の整理とかが多かったんですよ。

[寺] くらげさん、そういう細かい地味な仕事本当にだめですよね。私の夫も蓄積することで意味が出るみたいな仕事はだめなタイプです。すぐ結果を求めるところもマイナスに働いていますね。

[く] まぁ、楽ですし量だけはあるんですけど、こう「もっと色々できるのになぁ」という不満はあったわけです。

[寺] もっとやらせてください!とアピールしても良かったんじゃないでしょうか?

[く] やはり、こちらも「障害者」であるって引け目はあるし、あまりあれもこれもやりたいと言っても周囲に負担かなぁ、と。なんで大人しくしていたんですけどいい加減飽きても来ますよね。それで「やめてー!」とかなっていたんです。障害者雇用だしなぁ、ということもありますね。

[寺] 障害者雇用枠ならではの悩みかもしれないですね。「障害者『でも』できる仕事」という意識が職場にもあったんでしょうか。

[く] 「くらげさんにどんな仕事を与えたらいいか」というのは、ボクが今の職場に就職してからずっと人事課や課長の課題だったそうです。で、ボクがわりとおとなしく仕事しるもんだから「今のままでいいのかな」と。でまぁ、仕事やめるかな、と思った矢先に他の職員の手が回らなくて色々と書類作らせてみたら「あれ?使える?」ってことになって。今では書類作ったり提案書作ったり調べ物ばっかしたり、となっています。

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。