くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第395回 「ADHDの読書は体を動かしながらが良くてASDは音読ができない?」ってお話
登場人物
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本文
[く] こんばんは。くらげです
[寺] こんばんは。寺島です。
[く] さて、8月に入りましたね。今月こそできるだけスケジュール通りに進めたいと思います。
[寺] 前回まで、長々とスケジュールの作り方について講習していましたが、最近の調子はいかがですか?
[く] 8月に入ってから夏バテなのか体に力が入らない日が続いているんですが、一昨日は特にダメでしたね。今年最大級の脱力感でした。寝てる間に気圧急落&ゲリラ豪雨があったようです。でも次の日にはなんとか復活して続きの仕事ができてますよ。
[寺] おー!1日で復活してえらーい!
[く] 今日出かける用事はキャンセルして仕事に回しました。
[寺] 予定の組み替えができてる!えらーい!
[く] 暑くてイライラしている時間も多くなっているので、瞑想の時間を多く取ったりもしていますよ。
[寺] 優先順位つけられててえらーい!
[く] どうしたんですか(笑)
[寺] 娘から「暑くて皆イライラしがちだから積極的に人を褒めろ」と言われたので、「細かいことでも気がついたら褒める月間」を実施中です。
[く] それはいいですね。ぜひ続けてください(笑)
[寺] でも本当にスケジュール作りを実していて偉いですよ。だいぶ進歩しましたね!!
[く] 元々のスケジュールを詰め込まなかったのと、予備日というか「特に大切ではないけどやりたいことがあったらやる」みたいな日を週2日確保するようにしたんで、何もできなかった日にやらなければいけない仕事はそういう予備日に回すことができました。中盤から後半にかけてちょっと巻くことができたら、今月はそれほど問題はない状態ですね。
[寺] こんなに改善するならもっと早く手を入れておけば良かったかもなあ…しかしまだ今月も序盤なのに「巻き返す」と言っているのは気になります。仕事の入れ方自体も少し見直した方がいいかもしれませんね。
[く] それは半年ごとか一年後に。
[寺] 1年後とか言ってる!本当に成長したんですね、くらげさん(ほろり)
[く] だから、泣きすぎです(笑)しかし、実際のところ酷暑が続きますが、寺島さんの方の体調は大丈夫ですか?
[寺] 完全にダメですね!(笑)娘や息子が夏休みなのもあって食事の準備や習い事の送り迎え等がいつも以上にハードになっています。最低限の睡眠時間を確保するだけでいっぱいいっぱいです。食欲もなくて米もパンも胃に入らないので、甘酒をジンジャーエールで割った物を飲んでいます。
[く] 甘酒は夏バテにはとても効くらしいですね。あまり飲みすぎると太りそうですが(笑)
[寺] ぜったい太りますね!しかし今は生命線なので仕方がない。これも優先順位です。
[く] 最近、スーパーとかで見かける「冷やし甘酒」とかは気になっていますので、機会があれば飲んでみます。
[寺] あ、くらげさんがうっかり真似をすると取り返しがつかないほど太りそうなので気をつけてください(笑)
[く] ひでぇ、言い返せないけど(笑)褒める月間じゃないんですか?
[寺] 予測を立てて先回りして注意しただけですよ。では、くらげさんは今月後半は仕事の巻き返しで終わる感じですかね。
[く] そうですね、お盆もありますが基本的に家にいると思います。あと詰まっている仕事が終わったら、ちょっと本を読むリハビリをきっちりやりたいかなと。
[寺] 本を読むリハビリですか?最近はだいぶ本を読んでいるような事を言っていたと思うんですが?
[く] あれはKindleをAlexaに読み上げさせたり、Audibleを使って本を読んでいるというやつですね。まぁ、それはそれで家事や散歩のときにめちゃくちゃ捗るのでいいんですけど、紙の本や雑誌・漫画も内容を理解しながら読めるようにリハビリしたいなあと。
[寺] あー「聞き読み」オンリーだったんですね。そういえば漫画を読むのも実は訓練がいるとか言いますよね。
[く] 最近は文字情報を「しっかり読んでないなぁ」と仕事でも思ってまして、これ、ADHDの慌てっぷりから目が滑って「見た気」にはなってるけど、「読んでいるか?」というと怪しいところがあるな、と思ったんです(笑)
[寺] そうですね。
[く] あ、否定しないんだ(笑)
[寺] 資料共有とかして「読みました」って言っていても、話していると「あ、こいつ実は読んでないな」と思いますもんね(笑)
[く] バレてるのか。これは早急になんとかしないといけませんね(汗)
[寺] あと、好きで読んだ本でも読んだ内容もあんまり覚えてないと言っていたことがありましたよね。
[く] そうなんですよね。で、本をデバイスに音読させて聞いているわけですが、「聞き読」した本のほうがよく覚えているわけです。で、もしかして「脳に言葉を染み込ませる時間」が全然足りてないのではと思って、文字を読むとき、きっちり読むべきところはいわゆる黙読をするようにしまして。
[寺] 本にどうでもいいところなんてないと思うのですが…多分状況を想像しながら読んで欲しいところと、疾走感を感じながら状況描写を読んで欲しいところを区別して、読書の時間をコントロールしたいみたいな話ですかね。
[く] そんな感じです…。でまぁ、黙読をしているとなんか焦燥感がでてきて読み飛ばしたくなんですが…。それを押さえつけながらゆっくりじっくり言葉を見る、ということが少しずつできているかなぁ、という段階です。
[寺] そういえば、オモコロライターのかまどさんが同じくオモコロライターのみくのしんさんの読書について書いた本が出たんですが、ご存知ですか?
[く] ああ、知ってますよ。以前ウェブ記事で読んだことがあります。話題になってますよね。
[寺] この本自体は特に発達障害と絡めて書かれているわけではないですが、認知特性を考える上で大変興味深いモデルだと思いました。つまり「本を読めない」という人はどこで詰まっているのかの例として。
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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。