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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第277回 「iPadとApple Pencilの組み合わせは運動音痴を救う!?危機意識の持ってないと割とあっさり死ぬよね」ってお話

登場人物

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本編

[く]  こんばんは。くらげです。

[寺]  こんばんは。寺島です。

[く]  東京はここ数日でかなり冷え込んできましたが、大阪はまだまだ暑そうですね。

[寺]  ちょっと前は涼しくなって寝やすくなったのですが、また蒸し暑くなって眠りにくくなりました。もう10月なのに…。早く秋らしくなってほしいものです。

[く]  同じ日本でも地域が違えば気候も全然違うということを改めて感じますね。さて、私事ですが、前回、サラッと話した日本財団・イスラエル大使館主催の障害者の支援機器を開発するハッカソン「I’M-POSSIBLE Hackathon」でチームリーダーを務めたチームが2位を受賞しました。

[寺]  わーわーパチパチ!おめでとうございまーす!どんなアイデアを提出したんですか?

[く]  提出物はこんな感じです。簡単に言えば、聴覚障害者が運転するときに音に関する情報をサポートするための装置ですね。

[寺]  なるほど、聴覚障害のある人の困りごとを解決するアイディアというわけですね。こういうアイディアが当事者から出てくるというのは大事ですよね。

[く]  まぁ、この先の展開はほんと手探りになりますけど、せっかく高く評価していただいたので何らかの形にはしたいですね。

[寺]  きっといい経験になりますよ。ぜひ頑張ってください。くらげさんはこれまで「モノ作り」の経験はないって言ってましたよね。わたしはそっちの方が専門なので詰まったら聞いてみてください。何気に知ってるかも?(笑)

[く]  はい、その時はよろしくお願いします(笑)ところで、前回の話で「iPadとApple Pencilを使えばキーボードを使わなくなる」と言っていたじゃないですか。このあたり、ちょっとよくわからなくて。

[寺]  あ、そうですか。普段全く使わない人だとそんな感じかもしれませんね。

[く] なぜ使わなくなるんですかね?音声入力を使って文字は打てても、直しは絶対必要ですし、改行とかスペースとか記号も打つし、多少の見やすくする工夫は必要じゃないですか。

[寺] 物理的にキーボードを使わなくていい、ということですね。キーボードってかさばるじゃないですか?タブレットでは画面上に指やタッチペンで打つことができる仮想キーボード表示されるんですよ。

[く] あー…。でもあれ、叩いてる感じがしないから、使いにくいんですよね。

[寺] そう!わたしもそう思ってたの!一年前まではね!?Apple Pencilを日常的に使うようになって気が変わりました。わたし的には、iPadがいいというより、Apple Pencilが使えるからiPad買いっていうかんじ?

[く] iPadを買えという話だと思っていましたが、Apple Pencilもですか(笑) 良いですけどお高いでしょう。

[寺] その値打ちはあると声高に主張したい!私のようなタイプの発達障害者は、指先をちゃんと目指すところに落とすって結構大変なんですよ。だから目でモニターして指の位置を微調整しながらタッチするんですが、手でやると、キーボードが指で隠れちゃってミスタイプが増えてしまう。なので、音という手がかりのある物理キーボードの方が良かったんです。でも、Apple Pencilは先が細いからキーが押すまで隠れない!おかげで私はほぼタイプミスがなくなりました。(ちなみにnoteはiPad miniで手で打ってるんで結構ミスあります。すみません。。)

[く]  ああ、これまでの仮想キーボードでのタッチに比べたらめちゃくちゃ良くなったということなんですね。それでもタイピングに関しては物理キーボードのほうが早いと思うんですけど…。

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。