くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第387回 「人が『変わっていく』ってどういうことなんだろう？障害者におけるアイデンティティの在り処とは？」ってお話

登場人物

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［く］　こんばんは。くらげです。

［寺］　こんばんは。寺島です。

［く］　さて、早くも5月が終盤に差し掛かってきております。

［寺］　というか、もうとっくに終盤ですよ！漫画の原稿の締め切りもあるので月の後半になる前にnoteの原稿をくださいと何度も何度も…。

［く］　本当にすみません。来月こそは何とか…。

［寺］　期待していますよ！？くらげさんが出してくる原稿が遅くなるとイラストを描くタイミングも遅くなるので、バッティングすると睡眠時間を削るしかなくなるので大変辛いんですよ。お互いの体をいたわりながら仕事をしましょう…。

［く］　この連載を始めた時は私はまだ30半ばだったんですけど、40を超えると一気に来ますね。

［寺］　そうでしょうそうでしょう（笑）まぁ、まだ鍛えれば多分何とかなりますので、もともと頑強な体を持ちのくらげさんは全力でダイエットして健康になってください（笑）

［く］　前回、そんなに体重があったのかと驚かれましたけど、あれからまた2キロくらい落ちました。定期的に通っている栄養士さんにもこのまま頑張れと言われました。

［寺］　お、順調に減ってますね。栄養士さんの指導の賜物ですかね？

［く］　基本中の基本ですが、最近毎日体重を測るようになりまして…

［寺］　ちょっと待って！？ダイエットしてるって言いながら体重を捕捉していなかったんですか！？

［く］　怖くて体重計に乗れない時もあるんですよ。現実を見せつけられるって怖くないですか？

［寺］　すごくダメな発言ありがとうございます。別に体重を測っても測らなくても太ってること自体は変わりないですよ？

［く］　それはそうなんですが、気分とか、習慣にしないとか、忘れるとか。まぁ、そういうわけで、RPG風タスク管理アプリの「Habitica」の「毎日やること」に組み込んだうえで、ダイエット管理アプリである「あすけん」に体重と体脂肪率を記録するということで何とか。

［寺］　「Habitica」が機能しているようで何よりです。「あすけん」って、前に使ってる（ing）って言ってませんでしたっけ？また中断していたんですか？(笑)

［く］　そうなりますね…。詳細に食べたものとかを記録するのが大変めんどくさいのもあって諦めていたんですけど、とりあえず体重や体脂肪率を入れるだけでもそこそこ効果がありますね。

［寺］　体重の記録にしか使ってないのはもったいなくないですか？「あすけん」は何を食べたかとか何を飲んだとかでカロリーを出して計算してくれるアプリですよね？

［く］　もったいないとは思うんですが、栄養士さんにも相談したら、とりあえずアプリを開くということだけでも毎日やれ、気が向いたら週に1回でもいいから食べたものを記録しろ、と。

［寺］　なるほど、くらげさんの特性を踏まえた的確な指導ですね(笑)　くらげさんはいろんなアプリを使って見てはいるんですけど、それを長期的にわたって使いこなすということが本当にできないんですよね。ホントもったいないですよ。

［く］　もったいないことをしている自覚はあるんですが、なかなか変わっていかないですね。まぁ、定着したものはそれが当たり前になるのであまり「使っている」というふうに意識しなくなってくなるかもしれませんが。

［寺］　そうですね。「特別使っている」と思う間はまだまだかもしれません。何か食べたら「あすけん」に書くことを全く意識しないでやれるようになるまでは、とりあえずアプリを開くことを続けることからでしょうね。

［く］　がんばります…。しかし、使いこなすといえばAmazonのAudibleを使うようになったんですけど、頭は使わないけど手を動かす必要があるようなやつとか、歩いて買い物に行かなければいけないみたいけどめんどくさくなるタイミングではひとまず人工内耳をつけてAudibleで何かてきとうなものを流すととりあえず体は動きますね。

［寺］　Audibleを聞くのと体を動かすのがワンセットになったんですね。大変良いことだと思います。多くの人がだるくて体が動かない時などに好きな音楽をかけて単純作業を乗り切るのですが、それを体験したんですね。

［く］　音楽よりもある程度意味があるニュースだったり本の方が作業がはかどるんですが、これはもう癖でしょうね。

［寺］　くらげさんにとって意味を受け取りやすいジャンルということではないですか。キックにするためなら別に必ずしも音楽である必要は無いので、自分に合った方法でできているならそれで良いんじゃないんでしょうか。

［く］　まぁ、聴覚障害者としてのアイデンティティーはどこに行った？とか思わなくは無いのですが（笑）