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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第334回 「今年はどんな年だった?来年に向けてなにかできることってるのかな?」ってお話

登場人物

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[く] こんばんは。くらげです。

[寺] こんばんは。寺島です。

[く] あと1日足らずで今年も終わりですね!

[寺] どんどん進行していきましょう!今月中にあと一本作らないと!

[く] 他の仕事やら買い物などが長引き、大変遅くなっております。もちろん明日も仕事ですし1月1日も仕事です。と言うか1月3日までがボーナスタイムという…。

[寺] こういう仕事をしていると「御用納め」という概念がなくなりますよね(笑)私の方も、333が終わって334の原案がくらげさんから出てくるまでの間に、20Pの漫画のネームを描きました。このnoteが終わったら下絵、正月三が日の間にペン入れです。編集のいない年末年始で一気に片付けますよ…!

[く] お互い大変ですね…。正月が終わったら少しは休みたいところですが。

[寺] でも、そこからは通常業務が始まるんですよね...

[く] せめて食卓だけでもお正月気分を味わいたいので、おせちを準備して雑煮は作りたいと思います。

[寺] おせちを準備するなんてセレブ!くらげさんの家の雑煮はどんな感じなんですか?

[く] 実家だと「山菜水煮・ごぼう・人参・大根・鶏肉」あたりを醤油で味付けするものですね。餅も柔らかいやつですけど、うちはあおの好みに合わせたのもあって、鶏肉の代わりに牛肉で焼いた角餅を入れます。

[寺] 結構豪勢ですね。おせちは手作り?それとも仕出しですか?

[く] 仕出しです。自分なんかは雑煮と餅で腹をいっぱいにするので、それほどおせちを食べる習慣はなかったんですが、あおは結構こだわるというか「新年はいいものを食べると縁起がよい」みたいなタイプなんです。半分出してくれるというので割と良いものを注文しました。高いですよね、本当。

[寺] あおさんはそういうことにこだわる人なんですね。

[く] 結構こだわりますね。先ほど正月飾りと鏡餅を買ってきました。31日だと「一夜飾り」といって縁起が悪いので30日までには準備しなきゃいけないそうです。

[寺] それはこだわりではなく、行事のお約束なんでは?(笑) くらげさんはそういうのは全然気にしなさそうですよね(笑)

[く] ゲン担ぎはあまりしないですし、飾りにもあまり興味がないです。

[寺] 興味があるからやるというものでもないような気がしますが。そういうところがADHDなのかなあ…。

[く] 否定はできません…。寺島さんの家は何か特別に準備するんですか?

[寺] 我が家は実家から「お正月ブリ」が届きました。これで三が日を乗り越える予定です。

[く] ブリって魚のブリですか?一本まるまる?

[寺] 一本まるまるです。河童が捌きましたよ。

[く] 河童さん、不器用なイメージがあるんですがブリを捌けるんですか!?

[寺] 九州は暮れにブリを送る風習があるところが多いのですが、それをお父さんが捌いて家族に振舞うというのが定番です。くらげさんが以前に「山形では酒を飲めるのが一人前の男」という感覚があるとおっしゃってましたけど、大分では一人前の男は車の運転と魚を下ろすことはできるもんだという感覚が今でもあると思いますよ。

[く] ブリを捌くのと車の運転が同列という常識に驚きました(笑)新巻鮭ではなくブリ…。息子さんも捌けるんですか?

[寺] うちの息子も魚は捌けますよ。でも、ブリまで大きいのはどうかな。やったことないかも。アジとかは器用に捌きますよ。臨海実習に行って、他の人が「トンカツ食べたい」と言いながらカップ麺食べているのを尻目に、魚や貝を採ってきて食べてたそうです。

[く] 山育ちからすると山菜やきのこを取って食べる感じでしょうか?

[寺] そうかもしれないですね。

[く] このままだと野生のものをいかに食べるかという話だけで埋まっちゃいそうなので話を変えましょう(笑) 先週先々週とお互いの一年の振り返りを聞いていただきましたが、世間一般で2022年というとどんな年だったのでしょうね。

[寺] 今年の漢字は「戦」でした。ウィルスとの戦い、災害との戦い、テロとの戦い、国同士の戦い、そして日本の未来を占う選挙戦もありましたね。そして今は物価高との闘いの真っ最中です。毎日のように「戦」の文字が目に入っていたのは間違いないでしょう。

[く] コロナとウクライナが大きすぎて、他の事は一旦おいて...という雰囲気でしたね。障害者周りの事もあまり動きがなかったような...

[寺] いや、結構動いてはいますよ。アクセシビリティ、特にウェブアクセシビリティについては、2021年6月に大きな法改正があって、民間企業でも取り組みを義務化されることとなりました。ホームページから十分な情報が取れない、取りにくいのに改善の努力をしていないように見えるということが、企業の大きなイメージダウンになる時代になってきたんですね。

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。