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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第219回 「ファッションはまずは『馴染む』ところから!?どこに気をつければいいのかな!?」ってお話

登場人物

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[く] こんばんは。くらげです。

[寺] こんばんは。寺島です。

[く] ジメジメした長梅雨が続き、全国で大雨が降り各所で洪水が発生した7月を超えましたら、途端連日猛暑日となっておりまして、これはこれで体力が持たない日が続いております。

[寺] 私の方も体調は優れないですね。元々暑さには弱い方なんですが、今日なんかわざわざ行った文房具屋でコピー用紙のサイズを間違って買って来てしまいました。重かった…。

[く] それは重症ですね…。私の方はあおが8月に入ってから2回も熱中症でぶっ倒れまして、救急車で運ばれたり、訪問医に来てもらったり、とまあ落ち着きがありません。

[寺] あおさんは自律神経の問題とか、汗を出しにくいとかもありますから、暑い季節は大変ですよね。どうぞお大事にしてください。

[く] まぁ、そういう中で前に言っていたカーシェアリングの会員証が来まして、早速練習で乗ってみたんですね。最近の車ってすごいですね、アクセルを踏めば進むしブレーキを踏めば止まるんですよ!

[寺] オイ!?全車メーカーが泣きますよ?(笑) くらげさん、何歳でしたっけ?

[く] 36歳です(笑) 自動車免許を取ったのが20年近く前で、当時は両親の車がMT車だったんですよね。私は複数の動作を同時にこなすのは得意でないので、マニュアルの操作がうまくいかずに「運転が苦手」というイメージがついちゃったんですね。

[寺] 「運転が苦手」の基準がそこだったんですか!?まあ、ギアチェンジが頻繁なミッション車に比べればオートマ車はゴーカートのようなものですもんねぇ。

[く] ATだとちゃんと落ち着いて周りを見ながら運転できるのでいいすね。まぁ、ADHDの薬を飲んで注意散漫がマシになったのもあるんじゃないでしょうか。

[寺] それはあるかもしれませんね。私の夫もストラテラを飲むようになって、運転中に眠くなることや、注意散漫になることが減りました。とはいえ、一応読者さん向けに言っておくと、効き方には個人差がありますし、副作用もあるので、どなたにも「薬さえ飲めば運転はできる」と言えるわけではないのですが。

[く] あと、2ヶ月くらい前に自転車を買いましたけど、自転車を運転していると目が痛くて周りがよく見えないくなるタイミングがあったんですね。それで遮光レンズを買ったら眩しくても平気になったので、車に乗るときも昼間は遮光レンズをつけています。一度、試しに外してみたら反射光がきつくて、他の車の輪郭や距離感が正確につかめなくなって焦りました。

[寺] 私も運転中は遮光グラスを愛用していますよ。普段外で働かない人は意外と無自覚ですが、日本の夏の日差しは滅茶苦茶きついんですよね。以前に、引きこもっていて健康に問題はないのかという話に関連して、ヨーロッパの人のように特に公園などで日光浴をしなくても、日本人は十分ビタミンDの生成が出来る日差しを浴びている…という話をしたような気がします。確か沖縄で8分、日照時間の短い北海道でも1時間程度だったと思いますよ。

[く] 東京はどうなんでしょうね?

[寺] どこかでちらっと見ただけなので、厳密に知りたいなら調べていただきたいのですが(笑) 筑波で20分だったので、その前後ではないですかね?毎日洗濯物を干すと丁度いいんじゃないですか?

[く] 日差しを浴びないとうつ病リスクが高まるなどと言われて、家に閉じこもりがちだと「外に出なければ」と思いがちですが、庭に出る程度でいいんですね。

[寺] 部屋から出なくても、カーテンを開けて日光浴でもいいそうですよ。私は九州出身なので余計にそう思うのですが、大都会の人はヨーロッパの人の真似をし過ぎですよ。真夏にビジネススーツとか無理があります。日本はアジアなんですから、もっと日差しを意識して暮らすべきですよ。くらげさんも、そこに気づけて何よりでした。

[く] あおが言うには、私の瞳孔の色素が左右で微妙に違うそうなんですよね。それで強い光を受け取ると距離がつかめなかった可能性もありますね。発達障害があっても工夫をすることである程度安全に運転できるようになるのかなぁ、という自信がつきました。

[寺] 良かったですね。でも、くらげさんはいらちなので、一度うまくいくと暴走しがちなところがあるので、いい気にならずに慎重に慎重を重ねて運転してくださいね!

[く] はい、気をつけます…。あと、やはりあおを安全に移動させるための手段として、自動車がめっちゃ有能ですね。ここ1週間で3回ほどドライブ行ってきたんですが、前から行きたかったけど駅からちょっと歩くとか、バスの乗り継ぎが面倒なところとかですね、そういうところにさーっと行けるので、コロナ流行からこっち、あおが「どこにもいけない!」というストレスが高まっていたんですが、それが一気に緩和された感じです。

[寺] 前々から「くらげ家には自動車があると便利なんじゃないかなあ」と言っていましたけど、早速実証されましたね(笑)「新しい生活様式」では、特に障害者には「動く箱」としての自動車は大変重要になりますよ。良いタイミングだったんじゃないでしょうか?

[く] そうですね。当面はカーシェアリングで練習していきたいと思いますが、そのうち、安い中古車あたりは買いたいなぁ、と思いました。

[寺] 気が抜けた頃にガリガリ擦ったり軽く事故を起こしたりするかもしれませんので、早く買っておいたほうがいいですよ(笑)カーシェアリングやレンタカーだと破損したときに面倒ですよー。

[く] 金をどう工面するかが課題ですが、まぁ、なんとかします。とこで、車に乗っているときにつけていた遮光レンズのまま店に入ったら、若い女性に「きゃー!」と悲鳴をあげられたんですよ。

[寺] あ、眼鏡のレンズに遮光が入ってるタイプじゃないんだ。

[く] 自転車に乗るときに揃えたものですので、ウーバーイーツの人がつけているような大きめで黒っぽいやつです。これだとこめかみのあたりから入る日差しも防いでくれるんです。

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。