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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第249回 「寺島ヒロの夫がゲストで登場!どんな職場なら働きやすいのかな!?」ってお話

登場人物

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本編

[く] こんばんは。くらげです。

[寺] こんばんは。寺島です。

[く] ただ今、絶賛いろいろいろいろとシャレにならないレベルで修羅場なうです。

[寺] なんだかあおさんが大変だそうで。Twitterの方でご様子は伺っていましたが。

[く] Twitterに書いた時点からまた事態が悪化しておりまして、対応に忙殺されております。いろんな作業が止まった上に疲労で鬱っぽくなっている状態です。

[寺] 少なくともトラブルが夢のキャンプが実現した後で良かったですね。疲れている最中だったらその対応もできたかどうか。

[く] 車をフル活用して対応していますが、車があって本当によかったです。まぁ、こう喋りながらも内心は死ぬほどアップアップしているのですが(笑)それでまぁ、このnoteもまともに進行できる精神状態とタイムスケジュールではなくて、今回は申し訳ないのですが、本文を含めて寺島さんにお任せしようと思います…。

[寺] 私が進行をですか?はぁ、まあそれはもちろん構いませんが。誰とネタを喋るんですかね?

[く] それもお任せしたいと思います…。一応私も口を挟めるところは挟みますし、責任をもって編集もします。来週になるかもですけど。

[寺] ああ、そうなんですね…。じゃあ、河童でも呼びましょうか。

[く] 河童って、寺島さんの夫ですね(笑)そういえばADHDだという事で何度もnoteには登場していますが、直接ゲストには来たことないですね。

[寺] あんまりnoteとか、こういう創作系SNSに興味がないんですよ。でも、今すぐ呼べる発達障害のあるゲストという事でいえば、一番確実ですから。ここに居ますし。

[く] タイミングがいいですね!(笑)では、後はよろしくお願いします。

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[て] どうもー!河童こと「てらかっぱ」です。

[く] てらかっぱさん、[河]にしましょうか。それとも[て]にしますか?

[て] [て]でいいんじゃないかな。河童だと競合が多すぎるから(笑)

[寺] 私の夫ですし、ひらがなの「て」が残っていた方がわかりやすいので良いんじゃないでしょうか。今回は急遽登場となりましたが、皆さん、よろしくお願いします。

[て] ども、呼ばれて飛び出てジャジャジャジャンのてらかっぱです。みなさま、はじめまして、きゅうりひとつで呼ばれてきました。あれ!なんだか空気読み間違えましたか?

[く] あいかわらず濃いですね…。いえ、大丈夫です。よろしくお願いします。

[寺] (無視して)では、早速ですが、自身のADHDに気付いた経緯などお話しいただけますか?子どもの頃の話などは私もあまり聞いたことないので、小学生とか、そのあたりの学校生活のことなどから聞かせていただけると良いかなと思います。

[く] ちょ、ちょっとストップ!寺島さんの口調はそういう感じで行くんですか?

[寺] 私、夫にはいつもこんな感じですけど?

[く] そうですか…。いえ、いいです。はい。

[て] そうですね。割と田舎の普通の小学校の普通の子だったんですけど、今考えるとあれはADHDのせいだったのかと思うことはいくつかありますね。例えばみんなと同じことやってるハズなのに僕の朝顔だけすぐ枯れてしまい、夏休みの宿題の朝顔の観察ができなかったとか、サンショウウオの卵が孵らず、夏休みの宿題が出せなかったとか。夏休みの最後の方で押し花の宿題をやってないことが親にバレて慌てて花を集めるんだけど当然押し花が乾くわけもないとか。だいたい夏休みの宿題はどれをやってどれをやらないで怒られる覚悟をするかって感じでしたね。

[寺] みんなと同じようにやってるつもりなのに大事なところが抜けてたりするんですよね。でも、抜けていることを自分では気付けないんですよね…。夏休みの宿題を溜めてしまうのもADHDにあるある過ぎますね。

[て] 学生生活はテストの成績自体は悪くなかったこともあって、それほど苦労したということもなかったです。ただ、運動はできない方だし、友達も多い方ではなかったですね。当時はそれほど意識していなかったですけど。

[寺] 私は夫を高校時代から知ってるんですが、当時は数人のオタク仲間とつるんでるみたいな印象です。くらげさんも「男オタクはADHDのバッファになってる」と言ってましたが、進学校のオタク集団でのほほんと過ごしてしまった実例ですね。

[て] 自分でおかしいなと思ったのは社会に出てからですね。それでも、障害のせいとは思い当たらなかったし、失敗してる自分を認めたくないから、たまたま良くなかっただけ、次は大丈夫…と思い込んでウン十年経ってしまって。実際に診断を受けたのは40代も半ばを過ぎて、自分の子どもたちが発達障害と分かってからです。

[寺] その前に気付けや!いう話ですけどね。周りは河童がなんかしらの障害があるとみんな気づいていたけど、河童のまわりにも発達障害関係者が多かったから「本人が困ってないなら障害じゃない」の原則を守って介入しなかったんです。でも本人、必死で困ってないふりをしていたという…。

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。