くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第223回 「発達障害者の仕事は『向いてるもの』より『問題が少ない』ほうで選んだほうがいいの！？」ってお話
登場人物
Kindle版も好評販売中
過去記事マガジンも作ってます
本文
［く］ こんばんは。くらげです。
［寺］ こんばんは。寺島です。
［く］ さて、「経験したこともない暴風・大雨の恐れ」と予想された台風10号が九州に接近して通過しましたが、九州にいる知り合いから送られてきた動画とかを見ても本当にすごかったようですね…。また、弟の妻の実家は長崎なんですがまる1日停電していたようです。寺島さんの家は大丈夫でしたか？
［寺］ いま住んでいる大阪はそれほどの被害はなかったのですが、自宅のある大分では大雨が降ったようです。浸水した家屋もあったようですが、うちの家は高台なので多分ダイジョブなんじゃないかなぁ…。風が吹き付けるような地形だとヤバかったかもしれないですね。リモートワークのアルバイト先の会社は大分にあるんですが、スタッフの1人が強風で庭木が倒されたと休みを取ってました。台風一過の暑い中での片付け、大変だったみたいですよ。
［く］ 家の方は養生しても木が倒れる対策まではできませんよね、普通は…。東京の方はひどいゲリラ豪雨が断続的に降りまくって、私もコンビニに行っている数分の間に土砂降りになってめちゃくちゃ濡れました…。まぁ、そのくらいで済んだとも言えますが。
［寺］ 低気圧からの体調不良はどうでしたか？くらげさん、今回はあんまり唸ってないなぁ、と思いましたけど。
［く］ ある程度の気圧の変動は「五苓散」という漢方薬を飲んだらだいぶマシになったんですよ。それでも今回の台風の二日間は頭がはっきりせずボーッとしていました。あおはここ10日間はずっと耳鳴りめまいでひどい目にあっていますね。台風が抜けたら途端に楽になったようですが…。
［寺］ あー五苓散ですか。体質に合う薬を見つけたようで良かったですね。私もどうも連日ボーッとしておりまして…。そういうときは単純労働だ！とばかりに小袋から海苔を出して、海苔缶に詰め直すという作業をして時間を潰しました。あと夫の実家から来た足の早い野菜をひたすら下ごしらえ。ピーマンの肉詰めとか40個作りました！
［く］ ちょっとすごい量ですね、それ（笑）
［寺］ もうなんかねー、まともに頭は動かないし、でも何もしないでいると気持ちが落ち込むからねー。
［く］ ちょっと前なら台風のときに変なハイになることもあったんですが、最近はアレですね、ハイになる体力すらなくってきてますね（笑）素直に寝込むしか無いですわ。
［寺］ 体が動かないときには無理しないほうがいいんじゃないですか。変なとこグキってやりますよ（笑）ところでくらげさん、台風の前日の9月4日にはイベントに参加してましたよね。
［く］ はい、『発達障害当事者が語る「働く」』というオンライントークイベントで1時間に渡って話しまくる、というイベントをやりきりました。
［寺］ ちょっと気になってはいたんですが、当日は仕事で…。どんなイベントだったんですか？
［く］ Ledesoneという発達障害者向けのイベントや企画をプロデュースする会社がありまして、そこで「発達障害」と「ハッカソン」を混ぜ合わせた「ハッタツソン」というイベントを昨年から大阪で開催しています。ハッカソンというのはプログラマーやデザイナーなどが集まって数日間でプロダクトを作り上げるイベントのことなんですが、それに発達障害当事者も参加するようなイベントだったようです。昨年はこのイベントから出たアイデアをもとにしたアプリをクラウドファンディングで資金集めて開発中だそうです。
［寺］ ハッカソンというのは、プログラマやソフトウエア開発の関係者が短期間でプログラムを作り上げる合宿みたいなやつですね。ハッタツソンっていうのは初耳ですが。大阪でやってたのか、全然知らなかったなあ。
［く］ ところが、今年は新型コロナウイルスの影響で現地開催が難しくなったのでオンライン開催となったんですね。まぁ、その前座（？）として発達障害当事者が語る仕事のことについてみたいなトークイベントを開催するというので、サニーバンクの広報を兼ねてスピーカーとして参加させていただきました。
［寺］ どういう経緯でお声がかかったんですか？
［く］ たまにBosyuというサイトで、なにか業務に関連するイベントとかがないか調べているのです。そこで引っかかりました。
［寺］ なるほど、そういう流れですか。今回のイベントは有料だったようですが、何人ぐらい集まりました？
［く］ チケット購入してくれたのは20人だったようです。母と社長も購入してましてお腹が痛いことこの上ないイベントとなりましたね！
［寺］ 買ってくれたんだから良いじゃないですか、有難い（笑）
［く］ まぁ、ZOOMでの開催で、参加者のカメラはオフにするタイプなので親の顔を見ないで済みましたけどね…。
［寺］ そんなに親の顔みたくなかったんですか…。
［く］ 流石に緊張しますからね！で、内容はあまり細かく書くのもアレなのでサラッと流しますが、「働き方もいろいろあるんじゃないかなー」「そもそも発達障害って一言でいうけど、自分で困り度を把握するのが大事ですよねぇ」みたいなことをずっと話してました。
妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。