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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第225回 「アルコール中毒から抜け出すための手段は『踊る』こと!?刺激に弱いADHDって依存症になりやすいの?」ってお話

登場人物

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[く] こんばんは。くらげです。

[寺] こんばんは。寺島です。先週から心配していた台風12号ですがうまく東にそれて関東にも上陸しなかったようですね、

[く] はい、大雨すら降らず、本当に台風が来ているのかと疑うくらいでしたね。ただ、例によって気圧の変動が激しく、私もあおも倒れています。月末に向けて色々とやらないといけないことが大量にあるのでなかなかしんどいです。

[寺] なぜかこの週末、九州関西は大雨なんですが、それはさておき。このnoteも今月中にあと2回更新しないとですよ!ここから巻いていきましょう!

[く] さて、今回のテーマなんですが、元TOKIOの山口達也さんが酒気帯び運転容疑で逮捕されましたね。それに伴い、アルコール依存症に関する情報が大量にTwitterで流れてきましたね。

[寺] くらげさんにしては珍しく芸能情報をリアルタイムで話に出しますね。だから台風が東にそれたのかな(笑)

[く] ちょうど時を同じくして、知人が酒浸りの生活をやめたい、という相談があったんですよ。それもあって、ちょっと今回は発達障害と依存症、みたいな話ができたらなぁ、と思います。

[寺] 依存症については私はあまり詳しくないのですが、くらげさんの昔話を聞きながら考えていきましょうか。何度かnoteでも取り上げていますが、くらげさんは前は大酒飲みだったんですよね。「山形では大人はお酒を飲むもの」「毎日は飲んでないですから酒やめたで良いですよね?」などの仰天名言もありました。一時は完璧な依存状態だったと思われますが。

[く] そうですね、仕事が終わって家に戻ったらとりあえず発泡酒を開ける、くらいの時期もありましたね。鬱がひどかった時期は発泡酒を1日1パック飲んで、更にウオッカも飲む、みたいない生活をしていたこともあります。

[寺] 私はお酒は飲まないのですが、聞いているだけで酔いそうな話です(笑)なんでそこまで飲むようになったんでしょう?

[く] 酒はろう学校の学生時代から常飲するようになったんですけど、飲み始めたきっかけがあんまり思い出せなんですね。まぁ、あまりガラのよろしくない学生たちと仲が良かったので、その流れで飲み会とか普通に行くようになったからかなぁ…。ただそこからお酒を減らした30歳前後までの間、あまり記憶がないんですよねぇ。ずっと酔っ払っているか二日酔いかのどっちだったか、ですね(笑)

[寺] 笑えないですよう(笑)昔の話みたいに言ってますけど、昨年の今頃はまだ飲んでいましたからね!もう、ずっと長い間飲酒しているのが常態化していたと思うのですが、自分の意志で「お酒を飲まない」という選択肢に思い当たらなかったんですか?

[く] うちの親父というか田舎では男=毎日酒を飲むものってイメージが強くて、私も自然と「大人になったら毎日酒を飲むものだ」と思っていましたので、「毎日酒を飲む」ということが結構心身に負担がくるものだということに思い当たらなかったんですよ(笑)そりゃ、ある程度でセーブできてりゃいいんですけど、ADHDの私がストップをかける人もいない状態で酒を飲み続けたらそりゃ無理が出ますよね!

[寺] ああ、そこにADHDの「病的惰性」が絡むんですね。男らしさを誇示するために飲んでいた部分があったと前言っていたので、まあその延長にある勘違いもあったのでしょう。本当に重篤な依存症の人って、「自分は依存症になっている」という自覚を持つところからスタートといいますが…。本当にそうなんですね。

[く] まぁ、今では月2~3回、1回あたり缶酎ハイ1~2本飲んで終わりというくらいですかね。時々日本酒を持ってきてくれる友人がいるので、このときはばかりは寝るまで飲みますが、年々潰れる限度が下がっている気がします(笑)

[寺] 以前に比べると格段に減りましたねぇ。お酒の飲み方がおかしいと自分で気がついたのはいつですか?

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。