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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第37回 1年の振り返り寺島編「発達障害だからって人きらいじゃないの」ってお話

〔く〕 さて、記念すべきnote1年目の最後の更新となりました。

〔寺〕 前回はくらげさんの1年の足取りを振り返りましたが、今回はわたしの振り返りをしてみようと(笑)

〔く〕 対談なので一方的に自慢して終わる、というのも(笑)

〔寺〕 はいはい、えらいえらい(棒)まぁ、わたしは主婦ですんでなにか人生の節目にあるようなことがあったわけでもないんですよね。

〔く〕 寺島さん一家のことでもいいですよ。特に息子さんが進学して大変なことが多かったようにお聞きしていますが。

〔寺〕 そうそう、noteのネタ元にもなってくれてる息子は今年無事に高校に進学しました。

〔く〕 それに伴って引っ越したんでしたっけ?

〔寺〕 ええ、住み慣れた土地を離れ、息子の学校の近くに引っ越しました。そのことが大事件でした。

〔く〕 息子さんはアスペルガーなんですよね。

〔寺〕 noteでしか知らない読者さんもいると思うので、少し説明すると、私の息子は幼少時から発達の速度にすごくむらがあったんです。わたしは高機能自閉症を疑っていたんですけど、IQが高すぎて、テスト形式だと地域の機関だと診断が出来なくて。8歳の時に発達障害者支援法ができてやっと診断がおりました。

〔く〕 診断されたのに伴い、何か変わりました?

〔寺〕 住んでいた地域では、2007年からがらりと支援体制が変わりましたね。それまでは「親のしつけ」「家庭の役割」とされていたところに光が当たり始めまして、小4から通級でサポートを受けられることになりました。

〔く〕 法律そのものは2004年に出来ているのでタイムラグはありますが、地方自治体としても手探りの部分があったんでしょうね。通級支援って、学校内の障害児用クラスで必要に応じて支援を受けることですよね。

〔寺〕 そうですそうです。でも、元々いた学校には通級クラスがなかったので、障害児支援の熱心な学校に転校しました(笑)

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。