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怖くなかったママ友

『ママ友』

なんだか怖そう
めんどくさそう
ママ友カーストとかあるのかな
旦那マウントとられちゃうのかな

事実なのかメディアのせいかわからないけど、ずっとママ友に対するイメージはそんな感じだった。

実際には、支援センターや赤ちゃんイベントに行ってみて、すこーしお話するだけの関係がほとんど。
子どもの話しかしない、深入りしない、子どもの名前はわかるけどママの名前は知らない、そんな感じで、なんて楽なんだママ友…なんて思った。
ただ、根が人見知りでコミュニケーションが不得意な私にとっては、そんな関係でも、お話した帰り道にはどっと疲れてしまう。
保育園や小学校に通い出したら、こんなにドライな関係じゃなくなるのかな、それは疲れそうだ、なんてぼんやり考えていたところ、ついに私にも連絡先を交換するレベルのママ友ができた。

子どもが同じ月齢で、とても雰囲気の良いそのママは、とあるイベントの帰り道に恐る恐る私に連絡先を聞いてくれた。聞けば、彼女にとっても私が初めてのママ友らしい。
すぐにランチに行った。子どもたちがくずったので、デザートは諦めて、児童館へ行った。
そして、すぐに次に会う予定を立てた。今度は支援センターに行った。
そして次は、赤ちゃん広場がある商業施設に行く約束をした。

子どもについての悩みやちょっとしたイライラ、かわいかったこと、うれしかったことなんかを雑談のようにペラペラ喋ることができる。
些細なことでも「わかる!」と共感し合い(3回食つらすぎるとか、テープタイプのオムツ買いすぎていつまでもパンツタイプにできないとか)、あー今日も地獄の夕方がはじまる〜なんて言いながら解散して、またなにごともなかったかのように日常に戻る。

私がたまたま気の合うママ友に出会えただけかもしれないが、ママ友いいなって初めて思った。

ママ友、やっぱりママのことなんにも知らないので、今度会ったときに聞こう。
子どももかわいくて大好きだけど、私はこのママのことも知りたいな。でも向こうはそんな距離感求めてないかな。迷惑がられちゃうかな。

やっぱりママ友難しい。

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