見出し画像

社内SEは楽じゃない!

皆さんは社内SEという職種をご存じだろうか?

言葉の通り、社内のSE(システムエンジニア)として情報システム関連の業務に従事する職種です。
社内向けのサービス提供のため、「社内SEは楽」なんて思われてる方も多いと思います。
そんな人達に言っておきたい。

社内SEは超楽だ!

もちろん楽じゃない社内SEもいる。
社内SEの仕事は企業毎に様々で一括りには出来ないからだ。
あくまで私が経験した社内SEの話であることはご理解頂きたい。

問い合わせが楽

社内SEと言えば社員からの問い合わせ対応。
これはどこの社内SEもやってるんじゃないでしょうか。
ちなみに問い合わせの内容はこういうのが来ます。

・パソコンが動かなくなった。
・インターネットが使えない。
・無線LANに繋がらない。
・文字がちゃんと入力できない。
・ファイルが行方不明になった。
・変なメッセージが出てきた。

こういう問い合わせはリモートで繋げてサクッと解決します。
パソコンの動作に関する問題のほとんどは再起動で直ります。
インターネット関係はパスワード間違い、ファイルは近辺のフォルダに移動してる、文字入力はNumLock、変なメッセージはインフォメーションレベルのことが多いです。

納期が楽

問い合わせの中でも、極稀にすぐには解決できないものがあります。
そういう時は「調査する」と言えば簡単に時間が貰えます。
急いでいる人には予備のパソコンを貸し与えておけば大丈夫です。

たっぷり時間をもらってからゆっくりググればいいんです。
それでも解決しない場合は、また時間を貰えばいいんです。
最悪、新しいパソコンを用意してあげれば大丈夫です。

ネットサーフィンが捗るほど楽

他にも仕事はある。
あるがそれも余裕のあるスケジュールの場合がほとんどだ。
じゃあどうするか?

ネットサーフィンするしかない!

いくら暇でも、業務時間に寝てたら怒られるし、長時間外出もできない。
そんな時はネットサーフィンが一番。
画面さえ見られなければパソコンを操作しているので、何か作業をしていると思われるからだ。

この記事を見た社内SE、もしくは社内SEになろうとしている人へ、一つだけ覚えて欲しいコマンドがある。

「Alt」+「Tab」

これはウィンドウ切り替えのコマンドだ。
ネットサーフィンに夢中になっていると、上司が近づいて来るのに気付くのが遅れることがあるかもしれない。
そんな時に焦ってマウスで操作すると、怪しい上にネットサーフィンのウィンドウを閉じるのに失敗する可能性がある。

そんな時には左手でサラッと「Alt」+「Tab」を押し、メールソフトなんかに切り替えてしまおう。
すると上司は「ほう、メールを読んでるのか。関心、関心。」と疑問を抱かずに立ち去ってくれるだろう。

まとめ

やっぱり社内SEは楽。
定年までのんびり働きたい人には向いている職種だと思います。

注意点は「仕事上でのスキルアップやキャリアアップは難しい」こと。
仕事で新しい技術に触れることはほぼ無いので、スキルは独学になります。
とはいえ、社内SEは自由な時間が比較的増えると思いますので、好きなスキルを学ぶ時間は増えると思います。
キャリアとしても社内SEはプラスにはならないでしょう。
スキルが高いイメージにはなりませんので、面接でしっかりアピールしないとベンダ系などへの転職は難しくなってしまいます。

社内SEになる場合は、定年まで社内SEとして働くつもり覚悟をしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?