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「好き」は感情。「愛」は「覚悟」ですー26歳初めての恋愛(5)

26歳初めての恋愛、そして失恋から数日立ってますが、本当に思い返しては涙が出て来てしまいます。そんな時こそ、今のこの気持ちを言葉にしたいと思うのです。

隣にいるのに寂しい

前回の記事に書いた通り、私は彼と付き合い、やれるところまでやるんだと決めていました。

ただ、実際に会って時間を共にするとまた現実が呼び起こされるのです。なんでそんなこというの?とかえ、それいう!?とかそういうことがたびたびあるんですね。そして、前回の記事で書いた恋愛相談を聞いてくれる友人は実は、彼のことを話し初めて数分で「合わないね」と言って来たのでした。彼は「合理的、ストレート、ロジック」タイプ。私は「情に動かされるし、情で動くタイプ」。友人曰く、正反対なタイプの人は正反対だからこそ補い合える。けど、その分衝突も多い。一方、似たもの同士は、衝突は少ない、けど同じ方向に転がる可能性もある。と。それは本当にそう思います。

彼には付き合って一週間で「同棲、結婚」の話もされました(はや!w)なので自分ももちろんそういうことは意識していました。でも同棲、結婚なんて「現実」です。好きだけじゃやっていけないのが結婚。そして、この価値観、考えというのはほぼ変えるのは不可能というのはわかってました。なので私は割と早い段階でずっとはいられない、というのはわかってました。これは確かなことでした。

彼の隣で寝てて、こんなにも近くにいるのに「この顔を、この声をいつか感じれなくなってしまうのだな。。。」と考えては涙がボロボロ出て来て、そんなこと知るはずもない彼はなんで泣いてるの?とよく聞いて来たものでした。

ただ勝手に泣いてるなんて本当に迷惑な話ですよね。。でももちろん言えるわけでもなく、でも彼のことが好きだったので一緒にいたいとただそう思っていました。

「それは付き合ってないんですよ」

前回の記事で書いた通り、私の恋愛相談に乗ってくれる頼りになる友人がいて、その方にはしょっちゅう相談していました。

私は彼氏に違和感を感じたり、衝突することもたびたびあり、その度この恋愛相談に長けた友人に相談していたのですが友人は優しく、そして厳しく指摘してくれたのでした。

その友人とのLINEのやりとりで、友人が「今のくっぴーさんはただ時間がすぎて同棲のタイミングになった時に別れる、それをただ待っているようにしか見えない」と言われました。そして「僕にとってそれは付き合っていないんですよ」と。

言われたその瞬間にはどういうことかな?とよくわかってなかったのですが友人の話を聞いて、何度もLINEを見返して自分の中に入れていく中でだんだんとふに落ちて来たのでした。

つまり、彼にとって付き合うとは本当に「真剣に向き合う」こと。人と人が付き合う中で重要なのは話し合い、協調、妥協。私は彼がストレートだからぐさっと言われるのが怖い、怒るのが怖い、そういうのがあって思ってることをはっきりとは言わずに心に溜めていたのでした。

今思えば本当に友人の言う通りで私はただ流れに任せていつか別れてしまう、その時がくる、ただいまは一緒にいたいからと相手と真剣に向き合ってなかったのです

「愛」は覚悟

そしてさらに友人に言われたのが、「くっぴーさんには覚悟がない」と。「僕は好きになるのも「決める」んです。そして「愛そう」と「決める」んです。僕にとって「愛」は意思であり、行為であり、覚悟です。「愛」は動詞だよ。」と。

「覚悟を持って愛してると、好きって感情は自然と湧いてくるものですよ。」

「好きって気持ちは自分にとって、一番大事なものだと思うんですよね。それを自然なんかに任せたくないんです。自然と生まれた好きな気持ちが無くなったらどうするんですか」

これは友人が私に言ってくれた言葉です。この言葉を聞いて、私はなんて「尊い」考えなんだ。。と思いました。そしてこの言葉に強く共感、同意しました。

彼を愛そう

この友人の考えが私の背中を押してくれました。と言うか本当に「真剣」ではない時間って無駄でしかないんだなと。仕事だろうが趣味だろうが恋愛だろうが惰性でやってる時こそ得るものもなく、時間の無駄でしかない。何事も真剣に向き合うからこそ、芽生える感情もあるし、得るものもあるんだと思いました。

だから彼を「愛そう」と思いました。「愛してる」ではなく「愛す」。友人が言う通り、「好き」は自然に出てくる感情でしかなく、それは時間が経つにつれ、すれ違いが出て来て会えなくなったり、それこそ結婚して子育てに追われるようになったりすると「好き」なんて言う気持ちは忘れかけてしまうものだと思います。だから「愛す」。覚悟を持って「愛す」、これをしていると自然と「愛してる」になってくる。本当にこの通りでしかなく、私も人を愛したい、愛そうと思ったのでした。




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