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復職者にハッピーを「書く習慣」1ヶ月チャレンジDay 4

今日は「今1番変えたいこと」というテーマで書きます。

もしも、世の中を少しだけ変えられる力があるのなら、

「一度うつ病になっても、フルタイムで復職しやすい社会になってほしい」

と思っています。

昨日こんなつぶやきをしました。

うつ病や適応障害などのメンタルダウンを経験すると、人はいったん仕事から離れて療養します。その後、以下の3つのルートのどれかを選びます。

①復職
②転職
③退職

僕は最終的に①の復職を選んだのですが、②の転職や③の退職も考えました。ちょっとだけ2年前の話をします。

2年前、1度復職に失敗した自分は「同じ場所でもう1度復職なんてできるわけがない」と思い込んでいました。休んで迷惑をかけ、復職に失敗してまた迷惑をかけ、職場の同僚や生徒たちに合わせる顔がない。

もう教師はあきらめよう。転職サイトに登録した僕は、転職エージェントに会って状況を打破しようと考えました。

当日。転職しようと思った経緯を説明し、担当者の話を聞いてみると

「状況はわかりました。厳しい言い方になりますが、休職をされた方の転職活動はなかなかうまくいきません。収入は下がることが多いです。派遣社員から始めてみてはいかがですか」

「転職活動は、何度も落とされること(不採用)を経験します。今のくっぺさんの状態で、それを受け止められますか。もし、厳しいと感じるようでしたら、もう少し療養されることをおすすめします」

このように言われ、かなりショックでした。でも、担当者が言っていることは「直球」で、厳しい現実をつきつけられたと思いました。

「派遣社員から、再スタートしてみるか…それよりも、今の自分は転職活動という負荷に耐えられるかな…具合が悪くなってしまわないか…」

と考えながら帰宅。

以下、モヤモヤしながら考えたことです…

教師がいきなり未経験の業種で、いい条件で働けるわけないよな…対人関係で不安を感じるから、営業はやれなさそう…でも事務系の仕事は正直得意じゃないんだよな…病気になる前はリーダーシップやマネジメント力を売りにしてたのに、今はそれに自信がない…派遣社員でイチから始めるか…?
モヤモヤしながら考えたこと①
今の自分は、週に3回くらいなら働けるな…調子が悪くなったときには休んで…そうなるとアルバイトでなら働けるかもしれない。ただ、収入は?家族を養っていかないといけない…派遣社員…アルバイト…それは本当に自分がやりたいことか?教師という仕事を辞めて進みたい道なのか…?
モヤモヤしながら考えたこと②
じゃあ、教師として再びがんばるか?いや、絶対無理そう…。そもそも週5日8時間労働を続けられる体力もない。それに、教師を続けるなら部活動の顧問をやるわけで、休日の出勤もしないといけない。無理してフルタイムにこだわって、また再発したら今度こそ終わりだ…!!
モヤモヤしながら考えたこと③

とまぁ、こんな具合で

「無理せずアルバイトか、無理してフルタイムか」

というような、極端な二択の中でぐるぐると悩んでいた自分がいました。

その後、とりあえず選択を保留にしたまま療養に専念することに。僕が最終的に出した答えは「転職はあきらめて、もう一度教職(フルタイム)挑戦」でした。

自分の抱えている病気について上司に伝え、休日出勤や残業ができるだけ生じないように配慮をしてもらう。その上で、今はフルタイムで働いています。ちょっと無理してる。(でも、無理しなきゃ、しがみつかなきゃ、やっていけないんですよね…)

今のところ、自分はこの道を選んでよかった。上司にも恵まれ、運もよかった。ただ、あの時「退職」や「転職」を選ぶ人生もあった。収入が減っても、心おだやかな生活ができたのかもしれない。

「無理せずアルバイトか、無理してフルタイムか。その間の選択肢がたくさんある社会になってほしい」

フリーランス、副業、いろんな道もあると思います。ただ、シンプルに「復職」というルートの負担感が減って、復職→再休職が減ったらいいのになと。

例えば教職の場合、「復職訓練」の期間が数ヶ月あります。その間は午前勤務、午後勤務、一日勤務と慣らしていけるのですが

実際に「復職」となった場合は、いきなりフルタイムです。これがきつかった。企業によっては時短勤務から始めるところもあるので、この辺りは整備されてほしいなーと思います。

そもそも、働くの普通が「週5日8時間勤務」という前提がおかしいですよね!

「週4日6時間勤務」がデフォルトだったら、一度休職した人も「あ、働けるかも…」ってなると思うんですよ!変わるべきは僕らではなく、社会のほうではありませんか!(暴走

すみません。

取り乱したのでこの辺で筆を置きます。

今日のテーマは「今1番変えたいこと」でした。

いきなり社会を変えることなんてできません。それに、まずは自分が一日でも長く働き続けること。これが1番大事。

ただ、今できる小さなアクションとして、Twitterで復職者のコミュニティを作ろうかなーと思います。

今日noteに書いたように、復職を選択するまでに大きな葛藤があり、また復職してからも不安な日々は続くので

復職する人、復職した人が励まし合えるような、「やさしいインターネット」ができたらなーと思っています。

すみません、さらに長くなりました!今日はこの辺で。

おわり。







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