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『スキーマ療法』やってみた~レッスン1生きづらさから回復しましょう~
今日は『スキーマ療法ワークブック』レッスン1の要約とワークの感想を書きます。
レッスン1のまとめはこちら。
1)誰もが生きていくにあたって何らかの「生きづらさ」を抱えています。
2)誰もが「こころの回復力」を持っており、それによって生きづらさから回復することができます
3)そのためのアプローチに「スキーマ療法」という考え方とやり方があります
4)スキーマ療法にはお膳立てが必要。お膳立てを含めて、ゆっくり少しずつ進めていく必要があります。
全体の要約・雑感
「生きづらさ」「こころの回復力」「スキーマ療法」の紹介が中心。生きづらさは「傷ついて、満たされないこころ」のことを指します。
誰もが生きづらさを抱えているけど、人によって大きさが違う。僕は生きづらさが大きいタイプで、人よりストレスに弱いです。
また、こころの回復力も人によって差があります。イヤなことがあってもケロッとしている人は、こころの回復力が高い。
本書では、「認知行動療法」「スキーマ療法」のワークを通じて、こころの回復力を高めることを狙っています。
「外在化」が何より大事
自分の気持ちや考えていることなどを紙に書き出すことを「外在化」と言います。
「外在化」のメリットは、距離を置いてそれを眺めたり、新たな気づきが見つかったりする点にあります。あとは、シンプルに気持ちがスッキリしますよね。
著者の伊藤先生いわく、「認知行動療法」「スキーマ療法」のどちらも外在化をすることをとても重視するそうです。みなさんもぜひ、読むだけでなくワークに取り組んでみてください。
以下、僕のワークの答えをいくつか選んで紹介します。
ワークと格闘してみたよ
問1.自分はふだんどういうことに悩みやすいか?
→人間関係。人にどう思われているか。
問4.これから先の人生について、どんなことが心配?
→「楽しい」って思える日が来るのかわからないのが怖い
問5.人生に何を求めている?求めているのに、まだ得られていないことって何?
→充実と満足。「目立ちたいけど嫌われたくない」からの解放。
~コメント~
2年前の自分、スキーマ療法を始める前の自分の回答です。人の目をとても気にしていて、自信を持てていないのが伺えます。特に最後、「目立ちたいけど嫌われたくない」は印象的ですね。人からのよい評価は得たいけど嫌われる勇気が持てない…The生きづらさって感じ。
こんな風に悩んでいる(いた)自分を発見することができます。だから、一行でもいいので何か書いてみるのは大事だと思っています。
終わりに
レッスン1は「生きづらさ」「こころの回復力」について考えてみて、「外在化」にチャレンジできたらOKです。
ワークブックを筋トレに例えるなら、いきなりベンチプレスはしません。まずはストレッチから始めましょう。という感じです。ケガしたらいけないですからね。このワークは配慮がたくさんでホント優しいんですよ。
次回はレッスン2~相談できる人を探しましょう~について書きます。
おわり。
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