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2023年読んでよかった本11選

普段はメンタル系のnoteを書いているんですけど、ビジネス書とか哲学書とか、キャリアのことなど考えながら読書をしています。今日は今年読んでよかった本を紹介していきます。

けんすうさんの本。自分がなりたいキャラを設定して物語を動かしていこうという一冊。いい人生を送るためのハウツーが詰まった本。これを読んでから日常に挑戦を取り入れるようになったし、どんどん失敗していこうと思えるようになった。

ワーママはるさんの本。60歳まで今の仕事を続けるビジョンが見えなかったので購入。漫然と働くのではなく、「自分業」を作るくらいの気持ちで動こうと思えた一冊。著者は仕事と育児の両立で悩んで結局退職し、大学院で学び直したりされている。30超えた人とか、育児やキャリアで行き詰った人におすすめ。

カジュアルな哲学書。よりよい人生を送りたいなと思っていろいろ読んでみたけどこれはよかった。日常の中の体験を意識しようねというお話。なんとなく食べるのではなく、何を食べているか意識しよう。食べたことがないモノに挑戦してみよう。行ったことがない場所も案外たくさんある。経験への投資をやっていきたいなと思った一冊。

哲学書。前にも紹介したけど、面白いので繰り返し読んでいる。退屈と気晴らしが入り混じった生を楽しんでいきたいし、仕事の奴隷や決断の奴隷にならないようにしたい。また、終わりなき消費にハマりこむのではなく、際限のある浪費を楽しみたい。いろんな発見がある良書。ちと難しい。

カウンセラーの伊藤絵美さんがどんなセルフケアをやってきたのか。またどんな人生を歩んできたのかがわかる本。エッセイのようで、認知行動療法やコーピングの実践についても学べる。後半の文章がすごいので読んでみてほしい。『スキーマ療法ワークブック』や『セルフケアの道具箱』の副読本のようなイメージ。人となりがわかるっていいよね。

先ほどの伊藤絵美さんの本。コーピングを中心とした認知行動療法がコンパクトに学べる一冊。僕の推し本は『スキーマ療法ワークブック』だけど、コーピング、セルフモニタリング、マインドフルネスなどはこの一冊で十分身につくと思った。3ヶ月で復職する人とかにおすすめ。療養がもっと長引いている人には『スキーマ療法ワークブック』をおすすめしたい。

翻訳本。ユーモアを発揮する人は知的で有能で親しみやすい印象を与える。またユーモアのある職場は働きやすい。ユーモアは生まれつきではなくスキルだし、面白いことを言わなくても、ユーモアを理解している、楽しんでいることが大事。エビデンスも多いし読んでいて面白い一冊。

翻訳本。結構難しいことがたくさん書いてある。でも、要するに人は人が欲するものを欲するというお話。個人単位でなく集団単位でも欲望の破壊力というのは大きいので、それを理解して立ち回っていこうねという一冊。

小説。心地よいミステリー。長くないし、展開が面白いし、たまには小説を読むのもいいなと思った一冊。図書館とかにあったら読んでみてほしい。

ビジネス本兼自己啓発本。ちょっと怪しいなと思うんだけど、星渉さんの本は何気に好き。「で、今、どこを目指しているの?」を常に意識して、ゴールや得たい結果を決めないと、重要でない急ぎのものに時間は使われてしまう。自分のやりたいことを優先して時間を使っていくのは大事だよねという一冊。会話形式でよみやすいのも良き。

ジャンル不明。ナラティブは人間の感情をかき立て、個人を、そして社会を突き動かす。人間を孤独にも憎しみにも、連帯にも慈しみにも駆り立てる。どうやら人はナラティブ≒物語によって良くも悪くも動かされるっぽくて、その負の面や恐ろしさを知ることができた一冊。

おわりに

自分の読書の変遷。病気(メンタル)をどうにかしたい。人生の価値観の軸を作りたい。後悔のない人生を送りたい。時間の使い方を変えたい。経験に投資したい。よりよいキャリアを歩みたい。物語を意識したい。ときどき戻ったり寄り道したりしながら、この辺りをウロウロしているようです。

2023年も残り3ヶ月。この後も読書を続けて、よかった本を追加して15冊くらいにまとめたいなと思います。今日のところはこれで。

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