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自分の好きなところが、どん底の自分を支えてくれた「書く習慣」1ヶ月チャレンジDay10
今日は「自分の好きなところ」をテーマに書きます。
自分の好きなところは、毎日コツコツ皿を洗うところです。
ちょうど妻に「ホントえらいよねー」と褒められたところなので、これを掘り下げて書きたいと思います。
軽く自己紹介すると、30代男性、教員です。メンタルダウンを経験し、3年間休職しました。その後復職し、「5年後も笑って働く」を目標にしています。よろしくお願いします。
以前のnoteにも書いたのですが、自分はとにかく負けず嫌い。小学校で努力の楽しさを覚えた僕は、コツコツ努力することで、大学受験などを突破してきました。
でも、最近は思うように頑張ることができなくなりました。メンタルダウンでうつ病と診断されてからですねー。
基本的に身体がだるいし、すぐに体力の限界が来るし、脳の処理スピードも落ちていしまいました。散歩を毎日やろうと思っても続かず、好きだった読書もできず。
生きる意欲が減っている…ヤベェ…となりました。
できることと言えば、スマホを眺めることや、漫画を読むことくらいでした。休み始めた頃は特にひどく、つらかったです。
そんな中で、自分にできたことが「皿を洗うこと」でした。流しの食器を丁寧に洗い、フライパンを洗い、お米を炊き、お茶を作る。
このひとつひとつの作業の繰り返しは、傷ついた自分にとって、負担ではなかった。家がきれいになり、翌日の準備が完了するので、気持ちも上がった。
大学時代に個人経営の飲み屋でアルバイトをしていた影響かもしれません。大量の食器を洗うのは大変でしたが、ひとつひとつ片付けてスッキリするのは心地よかった。あの感じ。
復職してからも、「皿を洗うこと」は続けました。メンタルがかなり落ちる日もあったのですが、どんな日もできる範囲で続けました。
小さな行動の積み重ねで、自信をつけたかったのだと思います。
メンタルダウンすると、人はいろんなことができなくなります。でも、やがて回復します。
ヒトカゲがリザード、そしてリザードンと進化するように、少しずつ強くなり、覚えるわざが増えるように、
できることが増えていきました。
僕の場合は
①毎日皿洗いができるようになった
②簡単な料理なら作れるようになった
③定番の料理を定期的に作れるようになった
④新しいレシピを開拓するようになった
という具合です。
今では週に3〜4回夜ごはんを作れるまで回復しました。
また、スーパーでの買い出しスピードが上がりました。
お肉コーナー、野菜コーナーで何を買うかイメージしてから店に入り、必要なものを最短ルートで買えるようになった。圧倒的成長…!
ただ、こういった成長の基礎となった作業が「皿洗い」です。これをコツコツやったからこそ、積み上げができた。
自分の好きなところは、努力をするところ。できなくなった努力もあるけど、それでもできる範囲で積み上げた。ここが好き。ここがえらい。
僕にとって「皿洗い」は、それを象徴する行為なんだなーと感じています。
今日は「自分の好きなところ」について書いてみました。
明日は「自分の嫌いなところ」について書きますね。
おわり。
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