復職ラジオを8回開催したので学びをまとめてみたよ
Twitterのスペースを使うとフォロワーさんと話すことができ、他の人もリスナーという形でその会話を聞くことができます。
僕はそれを利用して復職ラジオ🎤というコンテンツを企画・運営してきました。今日は全8回の学びを書いていこうと思います。
復職ラジオ🎤とは?
土曜日の夜21:00~不定期に開催しているラジオコンテンツです。復職を経験した人をゲストスピーカーに招き、以下のような質問を中心にトークをします。
リスナーの想定は現在休職中の方、あるいは復職を頑張っている方。素人なので医学的なアプローチはできませんが、体験談を集めてひとつのコンテンツにできたらいいなという想いから始めました。
これまで登壇してくれた方々
教員、公務員、会社員、福祉関係など様々な職種の方に登壇いただきました。感謝申し上げます。
学び①みんなストレス対処法を用意して臨んでいる
サウナに行く。筋トレに行く。カフェにこもって気持ちを書き出してみる。休職中に身に着けたコーピング(意図的なストレス対処法)を実践している方が多かったです。
職場においても、はやめに人に相談する。クレーマーには落ち着いて対処をする。出力を意識して無理をしない。これらを駆使してうまくストレスを受け流している印象でした。みんな工夫していますね。
学び②休んだ期間は人それぞれ
自分を含めて長期で休んだ方はリワークを活用していました。リワークとは、簡単に言うと社会復帰の練習の場所です。適応障害やうつ病で休んでいる方が、自分を見つめなおし、集団で話し合い、出勤練習に取り組む場所です。
3ヶ月~半年で復帰した方は、リワークを活用せず、個人で社会復帰の練習をされていました。具体的には規則正しい生活をしたり、出勤を意識していろんな場所に行ってみたりなどです。筋トレやランニングで自信をつけるというパターンもありました。
学び③復帰してしばらくはやっぱり大変
これは本当に気をつけてほしいんですけど、復職して3ヶ月~半年くらいはマジでしんどいです。定時で帰れたとしてもどっと疲れます。初めから残業があるならなおさらです。この時期に先のことを考えて不安になってもいいことないので(自分はそれで再休職しました)、とにかく1日1日を積み重ねるのがいいです。
ゲストスピーカーの方も苦労されていて、できるだけサウナに行ったり、上司に早めに相談したり、休みをもらったりしながらやりくりをされていました。復職直後は結構心が揺れ動くし、用意したストレス対処法が効かないこともある。でも慣れてくると趣味とか楽しめるようになる。この辺りはリアルな感想が集まりました。
学び④仕事との距離感はやっぱり大事
復職してすぐはともかく、その後に業務量や責任が増えることはありえます。そこで仕事をもう一度頑張るのではなく「ゆるくやろう」「全部を完璧にはしないでおこう」「人に頼ろう」と心掛けるのは大事です。
「仕事を頑張りすぎない」「人に期待しすぎない」「とにかく再発防止が大事」というのは共通した部分だと思いました。仕事はテキトーでいいなんて言えない立場なんですけど、でも力を抜ける部分は抜いたほうがいい。再発しないために、仕事との距離感には気をつけたほうがいい。そういう学びを得ました。
おわりに
復職ラジオの際に毎回メモを取りながらやっているのに、パソコンが壊れて第1回~第6回の文章がなくなってしまったんです…本当にこういう部分甘いな自分!
なので、これまで印象に残った部分について記憶を頼りに文字に残してみました。今日はとりあえずここでやめますが、いずれきれいな形にしたいです。
最後に、ゲストスピーカーを募集しています。条件は復職3ヶ月以上で気持ちが安定している人です。ただ、退職して休まれて社会復帰をされた方の話も聞きたいと思っています。興味がある方はリプかDMをください。
三連休も終わりですね。これからも再発せずに長く働けるように、学んでいきたいと思います。
おわり。
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