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アフロのアメリカ旅行記⑤

ロサンゼルス4日目。最終日。

割とホーム感が出始めていたハリウッドを離れ、糞多い荷物を抱えながらLA大移動。

本日の1発目は「ゲッティーセンター」

お金持ちのゲッティーさんが集めている芸術作品がいっぱい展示されているらしい。
しかも無料で観れるとのこと。
これは美味しい。行ってみよう。

今まで日本にいて、遊びの選択肢に「美術館」が入ってくることなんて、まぁあり得なかったわけで、

「俺も成長したな〜」
と自画自賛しながら、ゲッティーセンター到着。

無料のオーディオガイドを借りて、いざ出発!!

・・・

・・・

・・・半世紀早かった。

芸術作品の楽しみ方わからなさすぎで、たぶん歴代最速ぐらいのスピードで駆け抜けました。

「1日じゃ回りきれないぐらい、たくさんの作品があります!!」
ってネットで書かれてたけど、1時間ちょっとで全部回ってしまった。

もはや50年経ったとしても、これを1日かけて楽しめるレベルになれる気はしない。

とりあえず面白い(多分意味間違えてる)作品だけ写真に収めたので、どうぞ。

思考停止した赤ちゃん

音楽会の時の指揮者の先生

中世の変態

目悪い考える人

パリピな考える人

全部嫌になった人

アキハラコウキ

初めてシゲキックス食べた人

そんな感じといったところでしょうか。
勝手にアダ名つけて遊んでました。

なんとなく虚しくなりながら、次の目的地のUCLAへ。

なんせデカイ。んでお洒落。
こんなキャンパスでキャンパスライフを送ったら楽しかったんだろうな、と純粋に思いました。

グッズも充実していて、なんか買おうかなと思ったけど、糞ほど荷物抱えてること思い出して、我にかえりました。

トレーニングセンターの前でアメフト部員出待ちして、写真でも撮ってやろうとしてたら、めちゃくちゃムキムキの黒人が血管浮きまくりパンプアップしまくり状態で出てきて、そっと去りました。

ガッツリ留学とかする学生生活も面白かったんだろうな〜
と何となくまた虚しさに襲われながら、サンタモニカへ移動。

ビーチ!
金髪!
巨乳!
ウホホホホ〜
って言ってたら、全然違うバス停で降りて数キロ歩くことに。
連日歩きすぎて、足の裏は無くなるし、股擦れが度を越してるけど、気力で到着。

ショッピング街をさっと流し見して、マクドで昼ごはん。
バーガーの存在が、日本で言うところの白ご飯レベルにまでなってきてる。
ありがとうファーストフード。

昼飯の時、調べてたら数キロ先のヴェニスビーチに筋トレ好きの猛者が集まる「マッスルビーチ」があるとのことなので、早速向かうことに。

もっとゴリゴリのやつが体から煙出しながら筋トレしてると思ったけど、普通に細マッチョがいっぱいいるだけでした。

「お前は違うやろ」っていうデブやおじいちゃんもいました。

現役時代から全くダメだった懸垂系とかツナ登る系しかなかったので何もできず退散。

またバスで戻っても面白くないので、サンタモニカまで数キロ歩くことに。

海の近くまで行こうと思ったけど、糞ほど荷物多いし、ゼブラスーツケースと靴を砂まみれにしたくないし、金髪のチャンネェもあんまおらんしってことで、舗装された道をひたすら歩きました。

もう2度と治らないんじゃないのか
っていうぐらい股擦れが酷くなりました。

サンセットアフロを撮ったりしながらトボトボ歩いていたら、途中に海の近くまでいける舗装された道がありました。

ラッキーと思って進んでいくと、そこには1つのベンチとフードに身を包んだおばあさんが。

お洒落やな〜
と思いながらベストショットを撮ろうと思ってカメラを取り出したら、突然フードのおばあさんが「撮ってあげるわ」と。

「ポーズを決めなさい。あー良いわね」
とパシャパシャ撮ってくれました。

ゲームの裏イベント感が凄かったけど、良い写真をありがとう、おばあさん。

その後も数キロ、サンセット後の綺麗な景色の中を色々なこと考えながら1人黙々と歩きました。これが一人旅の醍醐味か。

サンタモニカ非常に良い。
次は滞在して、たっぷり楽しみたいな。

高2の時自殺しようと乗り込んで、のどか過ぎてそんなことどうでもよくなった嵐山に続き、私のアナザースカイ入りしました。

やっとこさサンタモニカ到着。


足の裏と股が痛すぎで、完全に漏らしてる奴の歩き方でロサンゼルス空港へ。

バス乗ってたらお洒落坊主の黒人のおばさんに、あなたのアフロがいかに美しいか、ということについて熱弁され、気づいたら降りるバス停すぎてました。

もう色々限界値に達して、人間の進化の段階図の真ん中ぐらいの歩き方でひたすら空港目掛けて歩き続けました。

やっとこさ空港に着き、いよいよお待ちかねのラスベガスへ大移動。

疲れすぎて爆睡してたけど、CAがドリンク配りに通った時、しっかり目を覚ましてコーラもらった自分の精神力に笑いました。

空港には本当にスロットがありました。

空港内の電車で、リュックにつけてた相棒のビーズクッションがドアに挟まれ脱腸しました。


最悪や。

ダウンタウンのホステルに向かうバスで、運転手が途中で「疲れた」って言って、客席に座り出して笑いました。


飛ばしてるなラスベガス。

色々コンディション最悪やったけど、何とかホステルに着いて、1日を終えました。

朝を迎えて、現在、そのホステルで今日の予定を立てています。
明日からレンタカーの旅に出るので、今日はその準備をして、ちょっとベガスを堪能できたら良いかなって感じです。

股擦れの早い治し方募集中です。
それでは。

※この旅行記は2016年3月にFacebookに投稿していたものの再掲です。

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