舞台｢罠｣俳優座劇場プロデュース【感想】まんまと罠にハマリおったわ！

母親の誘いで、広島の安佐南文化会館というところで｢罠｣という舞台を観てきた。

東京近辺では観ることはよくあるものの、広島では数えるほど。どんな劇場でどんな人達が観に来られるんだろう。舞台自体は楽しめるのだろうか。いろいろな思いを抱えて観た。

ジャンルと言えば、推理サスペンス。ストーリーは新妻エリザベートに逃げられた夫ダニエルが警察に捜索を依頼しているところから始まる。捜索の甲斐もなく妻は見つからない。そんな時に見つかりましたよと近所の神父が女性を連れてくるが、見たことも会ったこともないという……。

誰を信じたらいいのか。誰が味方同士で誰が敵同士か。考えながらも観ていったつもりだったのに、まんまと物語の罠にハマってしまった。まさか、そんな展開になるとは……。でも、だからこそ面白かった。まわりの反応もおおむね同じような感じで安心した(笑)

普段は東京、しかも知った劇団、あるいは知った役者さんの舞台を観ることが多いが、何も知らない状態で観るのもたまにはいいかもしれない。誘ってもらったことに感謝しつつ、またいろいろ舞台を観ていきたいと思う。

やっぱり舞台はいいもんだなあ。