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映画「鋼の錬金術師 復讐者スカー」【感想】再現度がとにかくすごかった
山田涼介さんがエドワード・エルリック役で出演の実写版映画「鋼の錬金術師 復習者スカー」を公開初日に観てきた。
最近よく見かける番宣のちょっとした映像だけでも再現度がすごいなと思ってた。が、実際に映画館の大画面で観るとまず迫力に驚くとともに、随所に見られる名シーンの再現度に圧倒された。ああ、今は日本の映画でここまでできるんだ!?と嬉しくなった。
再現度だけでない。列車上でのアクションシーンを筆頭に錬金術を駆使した戦闘シーンはもちろん、背景となる舞台の数々も原作から飛び出たようだった。CG技術の賜物なんだろうが、ここまでできるんだと感嘆せずにはいられなかった。
キャスティングもなかなか見事だった。(※注※筆者は1作目は未視聴。)エドはもちろんだか、アル(キャスティング?)も本当にそのままだった。キャスティングをほぼ知らないままで観に行ったが、このキャラはこの人か!と次々にお馴染みのキャラが出てくるたびに驚きつつ感心しきりだった。
もちろん、細かいところを見たら、このキャラはもっとこうだったら…というのはある。ウィンリィが金髪じゃないこととか(それでも違和感はないはず)、アームストロングのなぜか漂うコスプレ感とか(でも、筋肉含めてかなり頑張ってた。そして笑えた!)とか、美形すぎるスカーとか(でも他に適役は思いつかない…アクションもできる人じゃないとダメだろうし)、ラストが一瞬しか出ていないとか(単に前作観てなかっただけ。笑)、などなどキリがない。
それでもそんな些細なことを払拭するぐらい完成度の高さに驚きつつ、ひとつの映画としても思いきり楽しめる作品に仕上がっていたように思う。正直、大画面で迫力のある映像やキャスティングが楽しめたらいいな、ぐらいで観に行った。だが、いい意味で見事にノックダウンされてしまった。
漫画の実写化作品は当たりハズレも多い印象だったが、もしかしたら考え直さなければいけない時代になってきたのかもしれない。ただまだじぶんは1作目を観ていないし、完結編は来月公開予定の段階なので、全てを観た上で実写版「鋼の錬金術師」を見極めていきたい。
ちなみに、本郷奏多さんのエンヴィー、そして風吹ジュンさんのピナコがニヤニヤするぐらい特に好き。(誰もそんなことは聞いてない笑)
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