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ドラマ「金田一少年の事件簿N(neo)」(山田涼介Ver) 【第2話「ゲームの館殺人事件」感想】どうにもパッとしないお話

原作単行本では1冊にまとめられている話なので、1時間枠に収めてるのは妥当なところかどうか。今回からは基本的に原作を読まずにドラマ単体として感想を書いていくことにする。(なぜならば、新しめの漫画は手元にないから!笑)

第2話はひょんなことからはじめと美雪が夜の最終バスに乗ってしまったことから始まる。

催眠ガスによって眠らされたふたりはある建物の中で目覚める。彼らのほかにも6人の男女。どうやら皆閉じ込められているらしく、「脱出ゲーム」をクリアしないと生きて帰れないという。ここだけ見ると、最近見た映画「CUBE」(菅田将暉さんら出演)を思い出させる。(個人的にはお薦めしないが、元の海外のは観てみたい)

2人の犠牲者が出たあと、3つ目のゲームが終わろうとする際になぜか急にガスが噴き出して皆倒れる。気付いたらはじめ達は病院で目が覚めるわけだが、どうにも腑に落ちない。あっさり助かった感もあるし、ガスが急に噴き出したのも解せない。吹き出るなら「手助けしたら毒ガスが出る」と警告された2つ目のゲームの時だが(はじめがある人を手助けした)、そこでは何もなかった。

結論だけ言うと、ある人物による被害者の財産目当ての犯行だった。それには少々複雑な事情はありはしたが、なんとなくいい話風に話が終わってしまっているので違和感を抱いた。いやいやいや。特に悪いことをしたわけでもない被害者(少なくともドラマ中では語られてない)があまりにも可哀想だ。原作を読めばそのあたりの描写もあるかもしれないが、ドラマはドラマ、あるならその中で語ってほしい。ないならないでも解せない。

1話目がとても良かっただけに、2話目は全体的にもパッとしないお話で残念だった。話自体が好みでないだけなのか。それとも1時間枠で「金田一」を語るのはやはり短かいのか。次の第3,4話は前後編と尺は長いので、その分期待多めで見ていきたい。


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