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動画「覆面ビリオネア Ep8(最終話)」【感想】意外にあっさりとしたエンディング

フェスティバルでのコンテストに優勝!あとに残るはお店の改装とオープン。そして覆面ビリオネアチャレンジの結果は…?というところでの第8話かつ最終話。

最終話にしてやっとわかるのだが、90日時点で「100万ドルを稼ぐ」というチャレンジかと思ったが、厳密にはそうではなかったらしい。「100万ドル規模のビジネスを立ち上げる」ことで目標達成だそうだ。そりゃそうだ。フェスティバルの売上も手元に残ったお金も、全てお店の改装と開店資金に注ぎ込むのだ。手元にはほぼ残らない。90日目が開店だからと言って、1日で100万ドル売り上げるわけがない。

そんな認識の違いがあったことはさておいて、「100万規模のビジネス」かどうかをどう評価するのだろうと思っていたら、評価する専門家がいるらしく、その人の評価をもって判定するらしい。しかも、ビジネスの概要をグレンから聞いた上で、開店当日に普通の客として紛れ込んで(グレンだけが知っている状態)の評価をするということだ。

正直に言って、チャレンジの成功と失敗がそれのみで判定されるということには疑問が残るが(視聴者目線ではハッキリとしたものは見えてこないので)、甘んじて受け止めるしかない。いや、むしろこれでよかったのかもしれない。覆面ビリオネアチャレンジの結果自体はたいして重要ではないと、100ドルからどこまでのことを成し遂げてきたか、が重要だと思うからだ。なので、結果自体はここではあえて書かないでおく。

じぶんにとって、それより気になっていたのはグレンが自身の正体を明かしたことで、チームのみんなはどうするか。そして、その後のアンダードッグのことだ。

一番気がかりだったのはクリスティーヌだ。在庫の件でグレンとうまくいってなかった。そこで再び話し合いを求めたグレンだったが、結果として彼女は自ら去っていった。「どうせクビにするんでしょ」と決めつけて、話も聞かずに。グレンが実際に彼女に対してどう話を持ち掛けようとしてたのかは分からない。ただ、引き留めたところで彼女自身が変わらなければ同じことになっただろう。グレンだろうと誰だろうと自分以外を変えることはまずできないということだ。(今までの働きに対しての報酬はのちに渡している)

そして、開店(そしてチャレンジ終了の90日目)の前日、グレンはチームの仲間に正体を明かした。グレンほどじゃないにしても、かなりドキドキする瞬間だった。だが、驚きはしたがどうやら受け入れられたようでホッとした。もうこれだけでチャレンジ成功したと言ってもいいかもしれない。もともとはビジネスの成功者だということは明かしてこなかったにしても、グレンはグレンだ。そこが認められた上でこれだけの成果を出したということで、もう成功なんだとじぶんは思う。億万長者だと明かさなかったことは嘘ではないし、嘘をついたとしたら名前だけだ。もし名前以外でも嘘で塗り固めていたなら結果は違ったかもしれない。

そのあとはお店がオープンし、そして評価が下されることとなる。そして、チームのひとりひとりと会って、今までの働きに応じた報酬を支払い、今後のことについて話し合った。開店当日はもちろん大盛況だったが、その後60日も大盛況で、おそらく今後も・・とにおわせたところで覆面ビリオネアチャレンジは終わる。

ドラマのようにエンディングで最高潮の盛り上がりを見せて、涙、なみだで終わる、とかいうことはなかった。思っていたよりもあっさりとした印象だ。でも、それで良かったのだ。今までにグレンが、そしてアンダードッグのみんなが何をしてきたかが大事なのだ。最終話でグレンが残した言葉を置いて、この一連の覆面ビリオネアチャレンジの感想noteを終えたい。

努力と結果を混同してはいけない
努力すればいいわけではない。いかに賢く働くか。
どんな結果を残すかが重要だ」※

※このセリフに限らず、一字一句を間違いなく書いているものではないため、あくまでニュアンスで感じることを推奨…


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