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映画「決戦は日曜日」【感想】題材と配役は良かった

ラジエーションハウスの窪田正孝、真犯人フラグの宮沢りえ、SUPERRICHの赤楚衛二など個人的には注目してる役者さんたち。その上、選挙活動を題材とした物語。

だけでなく、予告を見てもおもしろそうだなって思って観に行った。


確かに面白かった。いろんなとこで笑えた。だけど、最後まで見終わった今、とてもモヤモヤしてしまっている。

選挙活動とか二世議員候補の裏側、映画的には脚色して作られてるとはいえ、こんな感じなんだろうなというのが垣間見えて、それはとても興味深かった。(ただ、本当なら変えていってくれとは言いたい…)

とはいえ、話の展開的にはうーん、と首を捻らざるを得なかった。

宮沢りえ扮する自由奔放な二世議員ゆみはいろんな問題行動や発言をする人……にも関わらず、いろんな人の根回しで?ほぼほぼ当選確実な状況になる。

だけど、ひょんなことで当の本人ゆみと窪田さん扮する秘書がタッグを組んで、わざと落選するように様々な策を講じ始め……っていう流れに。

おお!ここからがいよいよ面白くなりそう!!

って思ったのも束の間。あまりそのへんは長くは描かれずあっさり終演。

もちろん、個人的な印象、感想ではあるけど、消化不良な気持ちで映画館をあとにした。 

今にして思えば、赤楚くん扮する新人秘書も何かしらやらかすかと思いきや、いつの間にか馴染んでたし、これといった見せ場がなく、なんだかもったいない気がした。

入院中のゆみの父親が叶えると約束したハズの願いも結局はどうだったのか、どうしたのか。

ほかにも、連続ドラマだったら各秘書の葛藤が描かれたりして、もっと深みのある話になったのかも、などと考えてしまった。

だけど、映画は終わってしまったのだ。じぶんにとってはそんなモヤモヤを残した、映画だった。

コメディ映画として受け取れば、最初からそうしてだけ見てたら、もしかしたら満足できたかもしれないなあ。

…とだけ書いて、感想を終えたいと思う。

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