共通テスト2024国語を解いてみた【古文・漢文】
前回に引き続き、今年の共通テスト国語について。
今回は【古文・漢文】でございます。
第3問:古文
出典は『草縁集』という江戸時代の擬古物語。
擬古物語が出題されるのはセンター試験の時から継続ですね。ほんと多い。
出題内容もセンター試験時代を引き継いだ感じで、
しかも難易度も高くなく、問1や問2なんてむしろ易しいのでは?
共通テストらしい問4も、そんなに抵抗のない内容でした。
「古文は解釈」という学習方針は共通テストになっても不変ですね。
分量はともかく、標準的な問題だったのではないでしょうか。
ただ、やはり古文は勉強しないとできるわけがない分野ですので、
基礎からしっかり固めていかないと全然わからないのは当然。
そういう意味では、個人的に好きな分野でございます。
現代文は勉強しなくてもできちゃう可能性が割とある分野ですからねぇ。
第4問:漢文
出ました漢詩!!
去年は出題されなかったので驚きましたが、普通に復活しましたね。
しかも問題も難しくなく、なかなかいい感じでしたね。
センター試験の過去問をしっかり引き継いだ問題でした。
漢文も古文同様、勉強すれば満点も余裕の科目ですので、
文系理系を問わず、しっかり得点源にできるお得な分野でございます。
今年は分量も多くないし、なかなか良かったのではなかろうか。
というわけで、
今年の共通テスト国語の感想を2回にわたりつらつら書きました。
古文と漢文はいい感じでしたが、
やはり評論と小説は問題が多いと思います。長すぎる。
短時間で正確に解く訓練が必要ですね。大変だ受験生。
問題を解くには楽しいが、時間制限あると急に楽しくなくなりますね笑
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