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No.21/オススメの1冊:はじめる習慣(2024.01.21)

こんにちは。
子どもたちの伴走者”くのてつ”です。

自分の読書備忘録も兼ねて、僭越ながら毎週日曜日はオススメの1冊を紹介させていただいています。

今回の1冊はこちら。

自律神経の専門医が、科学的視点から何かを「はじめる」ための行動について教えてくれる一冊です。根性論、精神論的に捉えがちな領域ですが、科学的に見ていくと「自分を責める」負のサイクルから抜け出すことができるかも知れません。

そんな著書からの気づきを3つ挙げてみます。


1:今日が一番若い。 今日が新しい人生のはじまり。

この一冊を読んでいく中で前提となる考え、言葉です。いろんな場面で見聞きする言葉だとは思いますが、立ち返るものと捉えるとポジティブで一歩踏みだす勇気をくれる、そんな言葉ではないでしょうか。

その上で「血流は思考力や感情のコントロールに繋がっている」と言います。そのために自律神経を整えることが大切で、そのバランスが取れる時に一層立ち返るパワーワードが威力を発揮します。

活動モードの交感神経、休息モードの副交感神経。これを適正に切り替えながらコンディションを整えることが、習慣化に向けた土台づくりになると言えます。

テクニカルな方法を考えたり調べたりするよりも、まずは自分の生活スタイルを見直すだけでも効果が出そうですね。

2:まずは始めてみる

何かを始めることは多くの人にとってハードルが高いものだと思います。「続けられるだろうか」、「知識や経験が足りない」、「経済的に不安が」などいろんな事情、理由があるでしょう。

でもまずは「はじめるハードルを下げ」てみて、何からはじめようかな・・・くらいライトなところから動いてみることを推奨しています。

続けられなくてもいい、効果がなくても、重要じゃなくてもいい。そのライトさ、楽観的なスタンスでいることが「はじめるきっかけ」になります。本書では「まずは机の整理」はどうか?とのススメがあり、気持ちをリフレッシュして自律神経を整える狙いがポイントです。

3:切り替えることをあきらめてみる

日々の生活の中で、なかなか切り替えられずに気持ちを引きずってしまうこともあると思います。これは致し方ないというか、自分はその傾向が強かった方なのでよく分かります。

ただ、そうやって気に病んでしまうと自律神経が乱れ、体調が優れないだけでなく、心身ともに疲弊してしまいます。いろんな人とのしがらみの中でやむを得ない場面もありますが解消したいところです。

そのためにも「切り替えるのは難しいしあきらめよう」と自分への無理強いをやめることも大切ですね。自力でどうにもできないことはあきらめる、そんな開き直りは逆に自律神経をととえることになるようです。

このような筆者の背中を教えてくれるアドバイスが99もあり、どれもが現代人に共通するものかなと思います。

調子悪いなと感じた時に該当部分に目を通してみるのもいいかも知れない、そんな一冊です。



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