No.292/「ビジネスモデルキャンパス」を考える
2024.10.18
こんにちは、くのてつです。
今日は「ビジネスモデルキャンパス」についての考えてみます。
小学生にも伝わるような内容を目指して整理していきます。
お店など商売をやるときに、どんなことを考えないといけないでしょうか。
たとえば、どんな商品を売るのか、どれくらいの値段にするのか、どうやってお客さんにその商品を知ってもらうかなど、考えることはたくさんありますね。
「ビジネスモデルキャンパス」は、お店や会社をやるときに大切なことを9つの要素に分けて考えるための方法です。
これを使えば、どんなことを考えたらいいのかがはっきりして、ビジネスの計画を立てやすくなります。
その9つの要素について見ていきましょう。
1)価値提案
お店や会社は、お客さんにどんな価値を提供するのかを考える必要があります。
たとえば、ケーキ屋さんなら、「美味しいケーキを提供する」というのが価値提案です。「どうしたらお客さんが喜ぶかな?」と考えることが大事です。
2)顧客セグメント
次に、誰に向けてその商品やサービスを届けるのかを決めます。
たとえば、子ども向けのおもちゃを売るお店と、大人向けの服を売るお店では、お客さんが違いますよね。お客さんをしっかり決めることがポイントです。
3)チャネル
チャネルとは、商品やサービスをどのようにお客さんに届けるかです。
たとえば、インターネットで売るのか、実際のお店で売るのか。それとも、家まで届けるのか。
お店の形や売り方によって、選ぶチャネルが変わってきます。
4)顧客との関係
お店はお客さんとどのように関わっていくかも大事です。
たとえば、ケーキ屋さんなら、いつも来てくれるお客さんには特別なサービスをすることもあります。
お客さんとの良い関係を作ることで、また来てもらえるようになります。
5)収益の流れ
お店や会社がどのようにお金をもらうかも考えなければなりません。
たとえば、商品を売ったときにお金をもらうのか、それとも毎月お金をもらうサブスクリプション形式にするのか。
どのようにしてお金をもらうかを決めることも重要です。
6)主要活動
次に、ビジネスをやっていくために必要な活動を考えます。
たとえば、ケーキ屋さんならケーキを作ることや、お店でお客さんに接することが主要活動です。
それぞれのビジネスに合わせて、何が大切な活動かを決めます。
7)主要資源
ビジネスをするには、必要な資源があります。
たとえば、ケーキ屋さんなら、ケーキを作るための材料や、作る場所、お店で働く人たちなどです。
これらがそろわないとビジネスは成り立ちません。
8)重要パートナー
一人でビジネスをやることは難しいので、誰かと協力することも大事です。
たとえば、ケーキを作るための材料を提供してくれる会社や、配送を手伝ってくれる業者さんがいます。
ビジネスを成功させるためには、こうしたパートナーが重要です。
9)コスト構造
最後に、お店や会社をやるためにどれくらいお金がかかるかを考えます。
材料費や、お店を借りるためのお金、人を雇うためのお金など、色々なコストがあります。
それらをしっかり計算して、どれだけ利益が出るかを考える必要があります。
この9つの要素を一つずつ考えることで、お店や会社を始めるときに、どんな準備が必要かがよくわかります。
この「ビジネスモデルキャンパス」を使って、どんなことを考えるべきかを整理してみてようと思います。