見出し画像

プレーパークでパンを焼き、焼き芋にありつけなかった話

久しぶりにプレーパークへ。
こちらは2018年からお手伝いしている北区のプレーパークの主催の『青空アートあそび』という企画をお手伝いするようになってから、たまにお邪魔している。
普段もっぱら引きこもり、室内開催ばかりの私にしたら、真逆の環境だが、真逆だからこそ行けばとても楽しませて頂いている。
過去の様子→コチラ

こちらは火を起こすスペースがあり、各々マシュマロを焼いたり、ウィンナーを焼いたりして楽しんでいる。
この日はお昼ご飯にパンを焼いた。

常連の方は焼き芋も焼いていたりして、寒い中遊んでいるところに温かいものを食べると体も温まるから良いな。何より焼き芋は本当に美味しそう。
炭の番もスタッフや大人の下、こどもたちも火を起こしたりしている。

プレーパークは自由に遊び、自分たちで工夫しながら遊ぶ。あれがしたいけど、何を使えば良いか。どうアレンジしたら良いか。など考えながら、遊んだり、新しい遊びが生まれたり、失敗しながら何度も挑戦して学ぶ感じが、どこか共通するところを感じている。

それもあって、この『青空アートあそび』はとても楽しませて頂いている。
水遊び、宝探しなど、室内ではためらってしまうようなダイナミックなことを試させて頂きながら、本気で遊んでしまうので、よく『気付くとこどもたちに馴染み過ぎている』と言われてしまうほどだ。
思いっきりやらないと、こどもたちも縮こまってしまう。見本になり過ぎてもいけないし、そんなことして良いの?!という突破口にもならなければいけない。そのさじ加減は難しいけれど、自分が一緒になって楽しんでいるのが一番早いのかもしれない。あれして良いのかな?こうしなきゃダメかな?なんて気にせず、今、この場はOKなんだ!と大人も感じて欲しい。
出来映えなんて二の次っていうのもおかしいのかもしれないが、つくる過程で何が出来て、出来ないか、そして出来るようになったか、出来るようになっていたのか、そういうところを見てくれたらな、と、どの活動をしていても思う。
その中で、他の人の発想に触れ、こういうものもあるんだ、自分ならこうしてみたい、など発見が生まれ、自分の中の大事な材料となっていくのだ。真似ることはいけないことのように言われるが、脳的には真似をすることはかなり活動しているらしい。こどものことではないが、高齢者に真似をしてもらうことはかなりの脳トレになるらしい。真似をしてひとつ技術を身に付け、そこから自分なりの使い方を見付られたら良いのだろうなと思う。なんでもかんでも仲良しのあの子と一緒も考えてしまうが、その子なりに考えているのかもしれないから、やっぱり加減って難しい。情報を貯めて貯めて消化する子もいるだろうし。
こればかりは一人一人に合ったやり方を見付けていくしかない。だからこそ、少しでも多くいろんなモノ・コトを見聞きし、触れる機会のひとつになれたら良いなと思う。自分の引き出しはたくさんあって良いはずだ。
私自身もまだまだ、いろんなはじめてなモノ・コトに触れることがたくさんある。大人になってパンを焼くことを楽しみに公園に行くなんて思いもしなかったのだから。

余談だが、焼き芋が美味しそうで帰りに焼き芋が売っているコンビニに行ったら空っぽだった。今度行くときはもっとしっかり焼きに行きたいと思う。

そんな今週末は『青空アートあそび

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?