見出し画像

歴史に学ぶ。


歴史って何のために勉強するのでしょうか?

学校の勉強は、あえて歴史嫌いをつくっているようにまで思います。
年号を覚えて、誰が誰を暗殺して、何年支配した。
だからどうした!?って思ってました、本当に。

大人になってから凄い言葉に出会いました。

愚者は経験に学び、智者は歴史に学ぶ

私、もろ愚者でした。。
経験って自分の足跡でしかないですもんね。

・・・と、前振りが長くなりましたが、
具体的に言いたいことを述べてまいります。

フランシスコ・ザビエルと豊臣秀吉の関係。

これって別々でやっては”分からない”ということです。
世界史、日本史って同じ時を刻んでますから、
両方を一緒に見ていきますと、

1543年 ポルトガル人による種子島鉄砲伝来

1549年 フランシスコ・ザビエル、キリスト教伝来

1587年 豊臣秀吉、伴天連追放令発布


【キリスト教伝来】について学校ではこうです。

・スペインのフランシスコ=ザビエルが
1549年に来日し、キリスト教布教を行ったが、2年余りで帰国。

・ポルトガルのルイス=フロイスは織田信長から布教を許され
『日本史』を著した。

・イタリアのアレクサンドロ=ヴァリニャーニは
セミナリオやコレジオといった学校を建設した。

・大友宗麟など3人のキリシタン大名が
天正遣欧使節として4人の少年使節をローマに送った。

そして日本から見てみますと、

■織田信長
1575年 長篠の戦いで日本で初めて大量の鉄砲部隊を用い、
騎馬軍団の武田を打ち負かした。
信長はルイス・フロイスと親交を持ち、
キリスト教を保護したと言われています。
豊臣秀吉は弾圧したとして、信長との違いとして挙げられます。
ちなみに信長は仏教を弾圧したと言われています。

■豊臣秀吉。
1587年 バテレン追放令で宣教師の国外退去を命じた。
1588年 農民の武器所有を禁ずる刀狩令を出した。
1591年 武士が町人や農民などに転換することを禁止した人掃令(身分統制令)を出された。目的は農政分離。

信長は寛容で、秀吉は弾圧して悪い人
そのようなイメージが作られてないでしょうか。

日本人の大半のキリスト教のイメージ
沢山の人を殺した

であるのに、追い出した秀吉が悪い・・・
そもそも矛盾しています。
ザビエルが英雄のようにも言われます。

ちゃんと知るべき!

キリスト教伝来の目的は、日本人の奴隷売買でした

男性は労働力として、

女性は娼婦として売られ、

子供は悲惨な殺され方をしています。


これで一国の将軍、秀吉が黙っていていいわけがありません。

国民と国を守るために

1639年 南蛮(ポルトガル)船入港禁止
徳川幕府による鎖国が行われたのです。

『近世日本國民史 5 ―― 豊臣氏時代 乙篇』 384~388頁
【76】奴隷売買

ポルトガルの商人はもちろん、その水夫、厨奴らの賎しき者までも、日本人を奴隷として買収し、たずさえ去った。しかしてその奴隷の多くは、船中にて死した。そは彼らをむやみに積み重ね、きわめて混濁なるうちに籠居せしめ。しかしてその持ち主らが、ひとたび病にかかるや――持ち主の中には、ポルトガル人に使役せらるる黒奴も少なくなかった――これらの奴隷には、一切頓着なく、口に糊する食糧さえも、与えざることがしばしばあったためである。この水夫らは、彼らが買収したる日本の少女と、放蕩の生活をなし、人前にてその醜悪の行いをたくましゅうして、あえてはばかるところなく、その澳門(マカオ)帰港の船中には、少女らを自個の船室に連れ込む者さえあった。予は今ここにポルトガル人らが、異教国におけるその小男、小女を増殖――私生児乱造――したる、放恣、狂蕩の行動と、これがために異教徒をして、呆然たらしめたることを説くを、見合すべし。

皆さん、

「始めに、商人が来て、次に、宣教師が来て、最後に、軍隊が来る」

これが侵略の手口です。

ちゃんと学校で教えないから...

見抜く力

日本には物が溢れかえっています。
便利な世の中には大変感謝であります。

しかし、3組に1組は離婚するようになり、
年間10万人とも言われる若者は自殺し、
子供は親の前ではいい顔して、スマホの中ではいじめをする。

これって現実ですか?
これでも幸せと言えますか?

真実を知りましょう。

本当に私なんて井の中の蛙です。
宇宙から見たら、地球も、日本も、一人なんて本当にちっぽけです。

しかしその命が誕生して存在することは、奇跡としか言いようがありません。
何億年の宇宙の歴史の中のせいぜい100年くらいの命、

何のために使いますか。

最高の人生を生きたいですよね!

歴史から学びましょう。
生き方を学びましょう。
日本の精神から必ず幸せを見出せると確信しています(^-^)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?