悩み相談とか、心配で話を聞いてあげたいと思う際に気をつけたいこと
最近、私自身がイベント業界の個人事業がままならないため、就活をしているが、色々と上手くいかず落ち込む日々。
良くないと思いつつも、ついSNSに自分を鼓舞しようと悩みを書いてしまい、それを読んだ方々から、心配のコメントをいただく。
本当に有難いし、心強い。
「自分はひとりじゃない」と、その時に思えて、ほんの少し心が軽くなるのだ。
今は励まされる側の私であるが、そんな私は逆に悩みを話してくれることも多い。
その時に気をつけていることは、自分の経験談を持ち込まないこと。
相談している側は、“今”がつらいから「解放したい」のである。
そして、今のつらさは過去のつらさとは違うし、ましてや他人である“私のつらさ”は関係がない。
もしかしたら、その人の過去のつらさは、今の悩みに関係することがあるかもしれない。
だけど、”私のつらかった経験”を引き合いに出すことで相手は、
「私の過去は、つらいものではないと言っているの?」
「あなたの大変だったことと比較したら、私の過去のつらさは大したことないって言ってるの?」
と思われてしまい、そこからその人は悩みの解放をしなくなる恐れがあるからだ。
人の悩みを聞くには、覚悟が必要と思っている。
自分はこうして乗り越えたとか、私はここまでやってこれたのだから、あなたにもできるとか、そう伝えたくなるのも分かるが、それは本当に寄り添っているのではなく、既に頑張っている人に「まだまだ頑張れる」「もっと頑張れ」と、相手にムチを打つことになる。
それをしっかり理解し覚悟した上で、あなたに心配している人がいて力になってあげたいと思うのであれば、傾聴のみで受け入れてあげて欲しい。
そして、言葉を添えるならば、
「私はあなたのココが好き」
と。
それだけでその人は、「自分を見てくれている人がいる」と、自己肯定が生まれ、心配してくれる人に心から感謝できるのではないだろうか。
「どうしたらいい?」と聞いてくる人には、自分の経験談ではなく「こんなことを聞いたことがあるんだけど」と、参考になるであろう情報を伝えるようにしている。
もしかしたら、こう思うのは私だけかもしれないけど、なんとなく記してみた。
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