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開業記念と誕生日

誕生日に合わせて開業した個人事務所が、7周年を迎えた。

2016年の10月に開業した目的は、新規でイベント運営アドバイザーとしての業務を行うことになったから。
ある施設の理事長から、イベント担当しているスタッフにアドバイスしてやって欲しいと、声をかけていただいたのがきっかけだ。

それまでのイベント業は、なんとなくフリーランスでやってきていた。
なのに、敢えて開業することを選んだのは、それでビジネス拡大して行こうというのではなく、今まで「なんとなく」やってきたイベントの仕事を、しっかり自分の「職」にしようと思ったのだ。
だから、埼玉県の創業支援にも足を運んだりして、ビジネス脳を育てたり、人脈を作ったりと一生懸命だった。

だが、一つ自分に欠点があり、そこを克服できないまま今に至ってしまった。
その欠点が、「自分を売り込む」こと。

司会者としては、他者を上げることを得意としていて、これが自分の売りと思っているが、その自分の売りを伝えられないのである。

何だか矛盾しているようだが、「自分を使って欲しい」と言えないのだ。
それに気づいて何年も経っているが、未だ克服できていない。

そんなもどかしさを抱いたまま、世界が未知のウイルスに見舞われ、イベント自体ができなくなったことで自暴自棄になり、この数年は悶々と過ごしてきた。

だがそこで、神は私を見捨てることなく、新しい道を作ってくれる。
例えば、ライターになったり、声優にチャレンジしたり。
イベントとは関係がないが、しっかりPCサポートという経験を活かして派遣社員として働かせてもらったり、以前働いていた会社から「手伝って欲しい」と声を掛けていただいたり。

何事にも真摯に向き合ってきたつもりでいるが、それを評価いただいている気がしていて、全てのことに有り難みを感じるのだ。

そんな中、先日久しぶりにイベントに関わらせてもらった。
やはり私は、この場所にいるのが性に合っているようで…。さらに、長年やってきた司会より、自分がやりたいと思って始めたパフォーマンスが「本業」と、観客に受け取っていただけたことが嬉しかった。

今後、イベントを開催できる機会が増えて行く中、自分の居場所を大切に、構え過ぎず自分らしくのんびり生きて行こう。
そして7周年…創業期が終わり、本来なら発展期ではあるが、初心と自分を見失わずに前進して行こうと思う、そんな記念日となった。

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