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【悩み005】目標や夢の達成に向けて必要なやりたくない作業とどう向き合うか?

一人の悩みが他の誰かを救うかもしれない。

そんな妄想から、日々遭遇する悩みと悩みに対するアドバイスの蓄積をしていくnoteです。
さぁ今日もいってみましょう!

「目標や夢の達成に向けて必要なやりたくない作業とどう向き合うか?」

先日コーチングのクライアントさんから相談されたお悩みです。

ゴール達成のために必要なタスクがどうも気が乗らないという相談はよく受けますし、僕も同じような状況に陥ることがしばしばあります。

このような状況の乗り越え方に絶対解はないと思いますが、最近セッションやワークで学ばせて頂いている倉園さんのグッドバイブスから沢山ヒントを頂き、手応えを感じているやり方をご紹介していきます!

グッドバイブスについてはぜひこちらを見てみてください。

ポイントは以下の3つです。

① 分断を作らない
② 誰かのためにの力を使う
③ 1つの仕事に1つのゴールを持つ

それぞれ以下で詳しく解説します! 

① 分断を作らない


「好きな仕事と嫌いな仕事」
「やりたいこととやりたくないこと」
「得意なことと苦手なこと」

のように、人は普段から二項対立で物事を判断しやすい傾向があります。コーチングでもWant to(やりたい)とHave to(やるべき)というフレームを使いますが、これは認知負荷を減らすため白黒はっきりさせたいという脳の性質と非常にマッチする考え方です。

しかし二項対立で「黒」と意味づけしたことが、余計な苦しみを生んだり足かせになることがあるため注意が必要です。

人は想いと行動が一致していないときに、最高にストレスを感じ、エネルギーをすり減らしていきます。「やりたくない」「嫌い」「苦手」と意味づけたことをイヤイヤやるほどストレスフルなことはないでしょう。

とはいえ、当然好き嫌いや得意不得意ということは実際あると思いますし、それが人間の個性と呼べるものだと思います。しかし同時に、好きか嫌いかや得意か不得意かなんてあくまでその時点での主観でしかなく、本当のことはわかりようがないものだとも感じます。

そんな極めて怪しい判断を信じて過剰に「やりたくないこと」だとラベリングしても、余計なストレスを生み出すだけで意味はありません。

「やりたい」「やりたくない」といった分断を作らずに、何でも本気でやってみれば案外楽しくなるということもよくありますので、ぜひ過剰なラベリングを手放してみてください!

② 誰かのためにの力を使う

「仕事 = 社会への機能提供」であるため、仕事のゴールには当然「誰かのために」の要素が含まれている必要がありますが、そこに至るためのプロセスが独りよがりになってしまう状況がよく発生します。

僕も沢山経験してきてますが、一番わかり易いのが集客です。

集客のためのSNS発信をするときに、フォロワーやPVを求め続ける中で、もともとは「誰かのために」というゴールに向かってはじめたことが、気づいたら完全に「自分のために」に変換されてしまうことがよくあります。

人生で一番大切にすべきはまず自分だと思いますが、人は「自分のために」という動機だけではそこまで頑張れないし、いくらでも妥協しうる生き物だと思います。

ひたすら「自分のために」という気持ちだけで数値目標を追い続けることができる場合もあるかとは思いますが、もし難しいと思った場合は、1つ1つの作業を届ける相手を想像してみてください

「誰かのために」という気持ちが、「自分のために」だけでは不十分だったエネルギーをきっとより大きなものにしてくれるはずです。

③ 1つの仕事に1つのゴールを持つ

ゴール達成のための1つの作業にも本来やる目的があるはずです。集客のためのブログ記事を一つ作る場合でも、クライアント向けの提案書を作る場合も、それは同じです。

一つ一つの作業に向かうエネルギーを削ぐ大きな要因の1つに、油断するとどんどんゴールが増えていくということがあると思います。

ブログ記事の例で例えるなら

「クライアントには絶対刺さると思うけど、師匠がこの記事見たら間違ってると言いそうだからアップするのやめようかな…」
「人気ブロガーの記事と比べてクオリティが低いように感じる。フォロワーが見たらバカにされそうだから書き直そう」
「Aさんには刺さるけどBさんには刺さらなそうだから、Bさんにも刺さる内容に変えたほうが良いかな」

のように1つ記事を書くだけでも芋づる式にゴールが増えていくということが多々あります。ゴールが増えるとどんどん注意が散漫になり、どこに向かうかがわからなくなり元々あったはずのエネルギーもすり減っていきます

こうなってしまっては、本当に何もできません。

そうならないよう、1つの作業に1つのゴールを設定しましょう。②とも関連しますが、そのゴールは「誰かのために」である方がより大きなエネルギーとなります。

ブログを書くのなら、「Aさんに○○の気づきをお届けする」と特定の人だけにフォーカスするのも有効です。

ゴールを設定した後にそれ以外のゴール(邪念)が発生しそうになったら、すぐにその思考をやめて元々設定したゴールに集中してみてください!

いかがでしたでしょうか?

コーチングでもWant toとHave toのフレームを使いますが、過剰に「これはHave toだ」というラベリングをすることで、「やりたくない」ことがどんどん増え、Want toに向かうエネルギーをすり減らしてしまいます。

理想はHave toなんて一個も無いという状態だと思います。もちろん簡単ではないですが、どんな作業であっても認知次第で「やりたい」「好き」「楽しい」に変換できるよう工夫や試行錯誤を重ねることは可能なんじゃないかと個人的には思っています。

この記事が、作業に行き詰まってるどなたかの状況を変える糸口となったら幸いです!

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