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日本A代表対U24日本代表の試合での日本代表の組織的攻撃

昨日2021/6/3は史上初の日本代表の兄弟対決という日本代表ファンサッカー好きにはたまらない一日になりました。個人的には超超楽しみ。
なぜこのような試合が組み込まれたかというと、本来ならこの日は日本代表🇯🇵対ジャマイカ代表🇯🇲の試合が行われる予定でした。しかし
試合3.4日前にジャマイカの選手の数人が日本行きに間に合わない事態となり(詳細不明…コロナ?)中止。急遽、日本代表対U24日本代表の試合が組み込まれる事になりました。

で、試合の方は3-0と日本代表の勝利で格の違いを見せつけられたな、というかんじでした。もちろんU24が悪かったわけではなく。
システムはお互い4-2-3-1
ゾーン2からのディフェンスのポジショニングは4-4-2にみえた

日本代表の組織的攻撃のビルドアップの方法は4人1ラインで相手1トップor 2トップのライン超え狙い両SBは少し高さを変え、パスor運ぶドリブル、ロングボールでゾーン1からゾーン2へと侵入を試みるやり方。U24のビルドアップに対してのディフェンスは高い位置から積極的にプレッシングに行く方法をとる。
この高い位置からのプッシングに対しての日本代表の解決策はロングボールキックでゾーン2へと侵入するやり方。個人的には日本代表のビルドアップは他の解決策があったようにみえた。観ていてなんの意図もないパスが多すぎるようにと思えた。意図もないパス回しの間に相手がどんどんマークにつき結局はGKまで下げてロングボールキックという流れ。まぁこれを意図してやったというのであれば、これはこれでオーバーロードになったり、背後や間延びしたスペースが生まれ、良しなのかは知れないが…あまりそのようには見えず蹴るしかない状況に追いやられたというかんじ。
自分が思う他の解決策としては両CBはお互いに両サイドラインから5m-10m位まで広がり相手のトップの選手が1人で2人マークできないようなポジションをとる。相手のトップが2人でプッシングでくるのならGKをうまく使うこと、幅をとった間にボランチの選手が下りてくるラボルピアーナの動きを入れるなど、いくつかの解決策があるように思えた。
ゾーン2からゾーン3への前進策としては三人目の動きがうまく機能してたように思う。後はSBのオーバーラップなど良い前進がいい攻撃になっていた。ゾーン3ではポジショナルプレーはなくシンプルにセンタリングしたりと時間をかけない攻撃が目立った。
日本代表の組織的攻撃は今回はここまで。

とにかくお互い課題が沢山見えた有意義な試合だったように思える。

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