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マンチェスターU対リーズU 得点シーン分析(1点目)

さぁリーグ戦再開です
Euro、コパアメリカ、オリンピックと少し空きましたが、遂にやってきました。
今回はプレミアリーグのマンチェスターUの得点シーンを個人的な見解で分析解説したいとおもいます。どうぞ、最後までお付き合いください。

はい、それでは、まずゴールシーンの前に、両チームのシステムから見ていきます

マンチェスターUは4-2-3-1
リーズUは4-1-4-1
ボールポゼッションはほぼ五分五分
マンチェスターUの方は攻守にわたってバランスよく見えたが2列目のポグバの守備のポジションは違和感があった。というのもポグバの本来のポジションは三列目のボランチ。実際に相手の得点シーンではポグバの守備の立ち位置が悪かった。が試合結果から見ればポグバが4アシストと結果を残した。

一方リーズUの守備時だか、4-1-4-1のゾーン+フリーカバーかな〜と個人的に考えてたが、ゾーンではなく人につくマンツーマンディフェンス。なので足元に入った時はジャストで奪いやすいが、忠実に人についていくので、スペースが生まれやすいのと、背後を取られやすいといったリスクもある。その背景には攻撃時やポジトラ時のゲームモデルがあるのだろうが、今回はそこにフォーカスはしてないのでまた機会があれば書きます。

それでは得点シーン
時間は29:50秒、リーズのゴールキックからマンチェスターUの右SBがボール奪取


そして素早くフリーのボランチの選手へ
相手守備組織が整う前に攻撃

ボールを受けたボランチの選手はプレッシャーがないので簡単に前に方向転換
このタイミングで2列目の真ん中の選手が前でボールをもらう動きを一瞬入れてマークを外して背後へ
それと同時に2列目の左サイドの選手はフリーなのでパスをもらう動きをする。

ボールホルダーのボランチの選手は背後へ動いた選手ではなく、左のフリーの選手へパス
GKの動きが見えないが、もし背後にパスを出した場合GKがスペースを守ってた可能性がある。

トップの選手は何もしてないように見えるがチームに深さを与え相手の最終ラインを上げさせず、自分のマークの選手を引きつけピン留めし他の味方との分断といった戦術意図がある。もし、トップの選手もボールをもらう動きをした場合マンツーマンについたディフェンスも動きカバーリングやオフサイドにつながる可能性もある。

左の選手は真ん中の背後に抜けた選手をしっかり見ていたのでワンタッチパスで3人目の動きを完成させる。

素晴らしいゴールでした

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