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何を信じるか。

戸邊直人(とべなおと)さんって、こないだ初めて知りました。
普段からテレビを全く見ない私ですが、たまたまNEWSZEROがついていて戸邊さんが特集されてました。

走り高跳びの選手です。

”博士号をとったアスリート”

こんなタイトルで特集されていましたが、「そんなのザラにいるじゃん?」と思いきや、戸邊さんの面白いところは

自分の高跳びを研究して博士号を取った

みたいなんです。

プロとして活躍しているスポーツ選手だと
当たり前に科学を取り入れて選手の動きや食事の管理はしている。
でもそれはその手の専門家がついていて
選手はそのトレーナーから知識や情報をもらって訓練します。
(↑ここ、簡単に言っちゃいますよ)

公にされている研究結果→トレーナーから→選手に適用

こんな構図だと思う。

でも戸邊さんは自分で自分の体を研究材料にして訓練しているんです。
知識や情報は戸邊さんが自分で学習したもの。

自分の体を研究→自分の体で実験→自分に適用

こんな構図かな。

プロやアスリートともなると、練習量がなんぼですから
自分の体を研究する時間を割いている時間をなるべく減らしたい。
勉強時間だってなるべく減らしたいはず。
でもそれを全て自分でやるともなると
逆にとことんやりだしたら人からの指示よりもものすごい成長するんじゃないかと思った。

だって自分の体を一番知ることが出来るから。

例えば、高跳びを跳ぶ時
踏切り足(脚)の進展の力が大事かと思いきや
踏切りの逆脚の外転の力の方が大事だったと
だから外転する筋肉にフォーカスしたトレーニングをしてます!なんて話していました。
(私は陸上の専門家ではありませんので、こんな説明になってしまいました。超わかりずらいw)

と、要するに自分の体を映像でみて、自分で仮説を立て、
トライ&エラーの繰り返し、検証。
そしてその検証結果をエビデンスとして
エビデンスベースで練習する。

この、

自分で仮説を立てる

エビデンスベース

というのが、スポーツだけではなくて
どんなことでも強みになることなんじゃないかなと思うんです。


という私自身、感覚で動いてしまう人です。
数字で物事を捉えることが中々苦手。
考える時点ではロジック派のようですが、
動き出すと何故か感覚になってしまいます。

だからせっかく動いたのに覚えていないので
良い数字が出てこないんです。

スポーツの方が感覚がすごく強いのに
スポーツではない仕事を感覚で済ませてしまっていては
なーんにも上手くいかないな。

そして戸邊さんの
研究材料は自分で
自分ですべてやっている

というところが
本物の資料が出来る、
一番信用できるものが出来るんだなーなんて思った。


テレビの報道や
雑誌や本の内容、
誰かが言っていたこと

参考にするのはすごくいいけど
でも一番信用できるのは
自分で試した自分の結果だ!

自分以外の周りは参考でしかない。

情報がいっぱいで溢れてきた今の世の中だからこそ
大事なことを教えてくれた気がします。

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