それを資産と考えるか消費と考えるか。
私はすごく計算高い、冷たい人です(笑)年は今年35歳になりますが、30歳になってようやく頭を使うようになり、多読するようになり、モノゴトの判断が生産性や損得で考えるようになりました。
損得?これはちょっと表現が違うかも。
資産になるか消費になるかですね。
例えば飲み会です。20代はとにかく飲みに行くのが好きでした。決してお酒は強くないのですが、お酒の場で話すのが好きで、その話は他愛のない話。しかし、その場に一緒に飲む人がいなかったら、仲の良いママのところ行って話をする。
でも30代になってからはそれも考えるようになりました。果たしてその時間、そこに費やすお金はただただ自分のストレスを無くすためだけのダラダラした時間なのか、自分の為になるのか。そもそも、なぜそんなにもストレスを感じているのか。もし、そこで解消するストレスを感じていなければ、飲みに行く時間は減らせるのではないか。
出来れば減らしたい。だって、やっぱりお金が使ってしまうし、時間が遅くなるから睡眠不足になるし、飲んでしまうと、当たり前ですが飲まない日よりは朝がすっきりしない。
そこで、ちょっとずつ運動を始めました。朝走ることにしました。そうすると、朝走らなければならないので夜早く寝るようにしました。自然と飲みに行く回数が減っていきました。一人でママのところに行っても、飲まずに食事だけで帰ることもありました。
そしたらやはりお金に余裕が出てきたので今までよりもたくさんの本を買うようになりました。本を買うので読む時間を設けるようになりました。必然的に勉強時間が増えていきました。
そうやってじゅんぐりじゅんぐりと少しずつで現在34歳。消費ではなく、資産の時間が増え、資産となるお金と時間の使い方が出来るようになってきました。
で、ですが、飲みに行かないわけではありません。その飲みに行く場も自分の為になるのか、つまり資産になるのか消費になるのか考えて、人と付き合うようになりました。人との時間を資産か消費になるか…なんてなんて冷たい人なんだろう(笑)
と言いながら、実際その時には、将来資産になるだろうだとか明確な答えはありません。
行動経済学では時間割引率というそうです。
私が消費と言っている時間のことを「時間割引率が高い」と表現するそうです。ですから、そんなことを偉そうに言っておきながら、実際に私はその場では時間割引率が高いのか、低いの分かりません。
と、ここからが本題です。
同じお酒の場でも時間割引率が高い人と低い人がいると思います。ただただストレスを無くすだけのお酒の場では、おそらく会社の愚痴や人の悪口の時間になっているでしょう。私はこれ以上に無駄な時間はないと思っています。だけど他愛のない話から生きるためのヒントを得たり、活力になったり、ビジネスの話になったりもします。これは非常に良い時間で、時間割引率が低いと表現しましょうか。
対人関係と時間割引率を考えた場合に、この”誰と会うか”が時間割引率を決定するものだと私は考えます。
これはお酒の場だけではなく、ビジネスの場でも交友関係もです。
私は友だちがほとんどいません(笑)多分1人か2人。そして、友だちはいらないと思っています。ほら…そういうとまた「冷たい人間ね」と言われがちですが、仲間はいっぱいいます。
しかし、先ほども言ったように、その場ではその時間やそこにかけるお金が時間割引率が高いか低いかはわからない。
だけど、こうも少し偏りのある?脳みそになっていくと、おそらく会う人を選んできたのか、私の周りには、一緒に過ごすと私の資産になる人達しかいない。だからとくに断りなく、過ごしやすいんです。
きっとそういう思考になると、かなり時間の使い方が上手になってくると思います。全てが自分の資産になる時間。仕事も交友関係も、休日の使い方も、お金の使い方も。
この話は行動経済学からみると、時間割引率が高いとか低いとかは、ちょっと違う話かもしれません。でも人間はナマモノですから、モノゴトをどうとらえるかで、資産になるのか消費になるのか。そこが大事だと思うんですね。
そして、自分自身が、誰かと会うとなった時に、その人が「あぁ、会ってよかったなー」と思える人になりたいと思いました。
治療費にあてさせていただきます。大事に使わせていただきます! そして皆様の健康に役立つ情報をお届けできるようにこれからも学び、発信し続けますので温かい目で見守ってほしいです\(^o^)/