12年のアルツ観察記録:母は自宅で逝きました(074):2016年9月
発病から7年8ヶ月/死まで5年4ヶ月
9/3
生活費が5万円も減っているということで、過去に発見実績がある部分を中心に探すが発見能わず。
近所の祭の神輿の発着所から音が上がる度に「祭なんだ」と言う。
相変わらず、これこれこういう問題があるからサポートする、ということに対して、侮辱・軽蔑と受け取る傾向。
9/4
ヘルパーはYさん。
「随分前に済んだことのお祝い金を袋に入れたりすることがある、35年前の年賀状が出ていることがあるくらいだから」と言うと「A(母の名前)ワールドだからいいんですっ!」とYさんにいなされる。根強いファン、恐るべし。
昼食時にまた諸事につきちゃんとできている/できてない論争。私が来ないで放置したらどのような破綻になるかの予想を述べると「随分酷いことを言う」的展開。「やってみれば?」と言うことについて、その挑戦の事実も忘れると言うと「憶えていることもある」と怒る。「それならば減った5万の支払先は?」と聞くと不貞腐れて「何かに貢いだんでしょ」とか言う。成程ある意味で「憶えていることもある」のだと思う。
残り物に詳細な日付などの付箋を貼ることを快く思っていない様子。「この家で何度も(私が)腹をこわしている」と言うと怒る。事実なのだが。
9/10
以前からのことであるが就寝環境が変。袋型の枕カバーを枕にのせて汚れるにまかせ、古いタオルケットをシーツにしているように見える。
9/17
敬老ケーキを買って15:35着。
ケーキの意味を推測してもらうが「誰かの誕生日じゃない?」的回答から進展しない。「昔で言えば9/15」と言っても思い出せない。長期記憶もやや瑕疵ありか。12/25がクリスマスであることについては正解。
相変わらず実態説明を侮辱と受け取り拗ねる傾向強し。
9/18
シーツ・枕カバー問題についてケアマネさんと相談し、月2回くらいに交換することをタスクとして入れてもらう方向に。必要であればシーツも購入してもらう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?