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12年のアルツ観察記録:母は自宅で逝きました(003):2010年8月

発病から1年7ヶ月/死まで11年5ヶ月

8/13~14
 目の前にあるものが話題であればほぼ問題なしだが、短期記憶が駄目。いつ誰が来てどこへ行く予定という話も20回位話しているが危うい状態。ものによっては記憶される。出かける前の戸締りや寝る前のガス栓のチェックがかなり執拗。
 受診についても同じように一押ししたが、”そんなにおかしいか?”、”どこへ行けばいいのか?”と同じように返した後、”あまり行きたくない”で終了。説得してもリセットされるので、きちんとは説得せず。
 
8/27
 8/21に筆者息子と両祖母が渋谷に行くということがあり、問題なく行けた様子。店の支払いが済んだのかの確認がくどかったことと、”ここ御徒町でしょ”というようなことがあった以外は特に問題なかったとのこと。
 
8/30
 15:30頃電話したところ、相変わらずな感じ(”迷惑かけてない”とか)だったので、父に代わってもらったところ、
・専門医に連絡したが、”ものわすれ外来”しか無く、本人がその名前を嫌がっているので行っていない
・本などで情報を得ている
などと、こちらも数ヶ月前に巻き戻ったような状態だったので、いささか憤慨して、
・情報を得ても行動しなければ何も変わらない
・悪くすれば数年内に要介護になる
・名前が嫌なら、”ものわすれ外来”以外もあるところに適当に連れて行く
とかしてほしい
といったことを強く言う。
 また、”相談に来てほしい”ようなことを言われたが、”2週間前に充分話し合った。あれ以上のことはできないし、説得して納得しても時間が経つと風化するので、結局お父さんがだまくらかしてでも連れて行くしかない。通院の日程が決まったらついていってもよい”と言う。

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