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【レポート】「桃の木オーナー制度」体験談

初参加した桃の木オーナー制度

初めて参加した桃の木オーナー制度。7月からの短い期間でしたが、動画などを通して、近くで桃の成長を見守っているような感覚を味わいました。桃の成長過程や収穫など、実際に自分の目で見て、体験することができればベストでしたが、オンラインでも終始楽しむことができました。

丸々一個頬ばれる ぱりぱりの桃

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まず8月末に届いたたくさんの桃。「桃はどれも一緒だろう」そう思っていた私は、送られてきた桃を最初に食べたとき衝撃を受けました。フルーツが大好きで、これまで桃もいろいろと食べてきましたが、こんなにシャキシャキ、ぱりぱりした桃は初めて。甘すぎずさっぱりとしているので一人で丸々一個食べれてしまう……感動のおいしさでした。私は初めの数個はそのまま食べ、残りはアレンジ。母がケーキ作りが趣味ということもあり、届いた桃を使ってチーズケーキを作ってもらいました。

桃のタルト_Tomoko

レアチーズケーキのうえには、冷蔵庫にあったマスカットと国見の桃をふんだんにトッピング。ケーキにしてもさっぱりとしていて、気づいたら皿の上になにもないくらいあっという間に食べてしまいました。ちなみに、ひと箱は祖母や親せきにおすそわけしました。たくさん送っていただいたので、「美味しい」をシェアできたのも魅力の一つかなと思います。

オーナー制度の魅力

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今回、オーナー制度に参加して、国見の桃の魅力に気づいたことはもちろん、桃の成長過程など、食べること以外に全く知らなかった桃のことを色々と学べたことも満足したポイントの一つでした。一つの木に通常は600個ほどの桃がなること、桃の寿命がりんごや柿などほかの果物よりも短いこと、全体を綺麗なピンク色にするために反射板を地面に敷くことなど……。収穫体験イベントで桃農家の阿部さんから聞いたお話は、知らないことばかりで面白かったです。

オーナーの木

また、途中の生育過程の動画や農園トリップを通して、阿部さんが手間暇かけて愛情を注ぎながら桃をつくっている様子を見て、「食べ物をつくること」を初めて身近に、自分ごとのようにとらえられた気がします。今回は桃でしたが、おそらく桃に限らず、すべての産物が時間をかけて大切につくられていると思います。これまでスーパーで買い物をするとき、並んでいる果物や野菜がどのように生産されたのか、気にかけたことさえありませんでした。しかし、これからは、目にする食べ物一つ一つが持っているストーリーに想いを馳せながら、ありがたみを感じながら頂ける気がします。

来年の桃はどんな桃だろう……桃を使って何をつくろうか……今からとても待ち遠しいです!

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伊藤智子さんプロフィール




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