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上方ビール〜銭湯をクラフトビール工場に〜

皆さん、こんにちは。

株式会社All Greenの國包悟です。

2022年はじめての記事になります。

2022年一発目は先日、本社に行かせていただいた、

クラフトビールを生産販売されている『上方ビール』さんのご紹介をさせていただこうと思います。

私が大尊敬する人と人とを繋ぐ天才の西岡純子さんのご紹介で出展した、街中マルシェで『上方ビール』の取締役社長の志方さんとはじめてお会いました。

志方さんはマルシェでは異色な銭湯の番台に見立てたブースでクラフトビールを販売されていて、私が興味深々のあまり話しかけて、名刺交換をさせていただきました。

話を伺ったところ、志方さんは元々飲食で働かれていた時にワインや日本酒はいろんな種類があって楽しめるのに、ビールだけ数種類しか選べないのが面白くないと感じていたそうです。
そこで自分がいろんな味のクラフトビールを作って飲食店に卸すことを考えたそうです。

そして、大阪の淡路にある元々銭湯だった建物を改装してクラフトビール工場を作ってしまったのです。

女湯の部分を工場にして、取り壊すのにも莫大な費用がかかるということで、男湯の方を銭湯のままうまく活用できないか?と考え、男湯の方を銭湯でクラフトビールを飲めるスペースにしたとのことでした♪

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銭湯に服を着たまま入れること自体が新鮮で、それが話題になり、銭湯の中でビールを飲みながらイベントを開催したり、写真映えもするため映えスポットとしてモデルさんの撮影で使用されたりもするそうです。

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ゆくゆくはこの洗い場の蛇口からビールが出るようにして、まるでサーバーから出すかのようにビールを飲める場所を作りたい!とおっしゃっていました。

それが完成して多くの人が蛇口の前に並んでいる状態をイメージしただけでもワクワクしますね。

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女湯を取り壊して作ったクラフトビール工場も見学させていただきました。

この容器の中に、何度もテストを繰り返してお店に出すことが決まった厳選のクラフトビールが入っています。全て味が違うそうです。

ビール工場は一気に大量の液体を排出するタイミングがあるので、元々大量の水を入れたり出したりしていた銭湯は設備上、とても相性がいいそうです。

なんだか面白いですよね。

私が1番印象に残ったのは、この工場を作った時の初期経費でした。

クラフトビール工場の設備を購入、設置するお金はさることながら、銭湯を取り壊すお金も合わせると数千万円に上ったというのです。

つまり、事業スタートした時に数千万円の赤字を抱えた状態だったということです。

私はワクセル主宰の嶋村吉洋さんからチームビルディングを学んで、それを基盤にして事業を立ち上げてきたので、事業をスタートしたその年から黒字経営ができていました。

本当にそれは当たり前ではないんだなと体感しました。

売上が上がるかわからない状態で大きな初期投資をして事業をスタートする人は心からすごいなと思います。

会社に勤めながら自分のコミュニティーを作って自分がいける!と決めた時点で事業を立ち上げて行く道を築いてくださった嶋村吉洋さんに出会えたことに改めて感謝です。

ではまた。

國包悟

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