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この夏の畑でやってみたかったことの一つが、ミニトマトを沢山作ってドライトマトを作ること❗
最終的には「ドライトマトのオリーブオイル漬け」を作りたかったのです。

その訳は、以前パン屋をしていたときに仕入れていた「ドライトマトのオイル漬け」が無添加でかなりおいしかった!から。ピザの上にのせたりそのまま生地に練りこんだり、色々使えて冷凍保存も利く。だから、鈴なりのミニトマトがいっぱいできたら作ってみよう❗と。

お陰様でミニトマトは沢山できました。良い苗を少し植えて脇芽から増殖させて、本当にこんなにできていいんですか?というほどできた(現在進行形)ので、ホームセンターであの干物を作る網を買ってきて半割にしたミニトマトを並べて干しました。が・・・

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3日間干した干したトマトにはカビが😱 見事失敗です😥・・・

実は2日目、どう見ても渇きそうに見えずカビ発生の危険を感じたので、いくらか救出し種を取って電子レンジで乾燥(にはほど遠いです😅)させてパンに練りこみ、それはそれでおいしかったので良し、なのですが、オイル漬けにできる状態ではなく(柔らかすぎて)これは一からやり方を考え直さねば❗と仕切り直し。

少し前に、天日干し4時間でOK!ととある番組で見たので簡単にできそうと思ったのですが、そもそもできあがり状態が私の思っていた物と違うのではないか?
そしてここは長野県、いくら夏といっても他の所より気温は低め。ちょうど作った頃梅雨明けはしていましたが曇る時間も有り、うだるような暑さではなかったです。でも8月だよ、今作れなかったらいつできる?
海岸で干物を作っている場所とは気候も違うだろうけど、ここで天日で作れるようにするにはどうすれば?

ということで、
①大きさを変える
②夜間の保存状態を変える
でやってみたら、見事に完成しました👍
ちょうど天候も一日中お日様ガンガンで、ここでも最高気温が35℃🥵くらいが続く頃でした。

出来上がったドライトマトはこちら↓

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①大きさを変える
以前の半割→4分割~6分割に小さくしました。
種の部分が乾かずカビの原因となるので、とにかく小さくして乾燥させることに。
うちでできているミニトマトが直径2㎝以上有る大きめだったのでほぼ6分割にしました。良く切れる包丁で付け根の所から刃を入れて切るのが、一つ一つに種も残してきれいにカットするコツです❗
それを種を上にして(水分が落ちないように)網に並べる。切るにしても並べるにしても、1日目が結構単純作業でおまけに気を遣う作業ですね。

②夜間の保存状態を変える
夕方になると網に乗せていたトマトをお皿に戻し(網で干していたときのように種を上にして重ならないように並べ、ラップをせずに冷蔵庫に入れると、夜間でも乾燥もするしカビも防げます。
翌日冷蔵庫から出してまた網に広げます。もう種もある程度乾いているのでささっと並べられます。

これを3日間続けるとドライトマトのできあがり❗
かなり小さくなります。重量は約1/10に。

1日目↓

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2日目↓

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3日目↓

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1日に作る量の限界は
干し網の大きさもありますが、まずは冷蔵庫に入る量がリミットです。

乾き具合のお好みで、乾かす日数を減らしても良いかもしれませんが、セミドライだと長期保存したらカビが出ることがあるかも知れません。
私はできたドライトマトはいったん冷凍保存しています。
今後オイルのレシピを決めてオイル漬けを作ります😊

こちらではトマトの色づく時期が遅く、天候は8月20日も過ぎた今はもう秋の気配が感じられ、毎日のように夕立があったりしますので、天日乾燥のできる日は本当に限られているな、と痛感しました。
絶対に作りたい❗という時は、野菜の乾燥機を手に入れた方が確実かも知れませんね。
また、低温のオーブンで長時間焼く、という方法で作られていた方もありました。今回私は試していませんがまた機会があれば試してみたいです。

まだまだ暑い地域も多いので、これからでも天日でドライトマトが作れるかも知れません。あなたもトライしてみてはいかがでしょう?

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