オトナ女子の美容問題
美頭骨デザイン
先日「美頭骨デザイン」なる施術を受けた。
エステやマッサージ行為に関しては、その効果や施術の内容を事細かく説明すると、「医療行為ではないのにそんなこと言っちゃっていいの?」と突っ込まれそうなので、あまり詳しくは書けないが、ご興味のある方は「美頭骨デザイン」でググってみて欲しい。
と、ここまで書いてみて、具体的なことを書かずして、体験談もクソもないな、
別に宣伝するわけじゃなし、と言うことで、見聞きしたこと含めて、感想などもリアルにお伝えしたいと思う。
で、この「美頭骨デザイン」とは、あくまで私の理解にはなるが、”頭および頭周辺の筋膜リリース”するもの、のようだ。頭や顔周りの凝り固まった筋膜を緩めることで、体全体の筋膜に働きかけ、身体を整えるだけでなく、顔のたるみ解消、小顔効果、頭皮ケア及び育毛促進が期待できるらしい。
友人がこの美頭骨デザインを学んでサービスを始めたと聞き、夫は育毛促進への、私は顔のたるみ解消への、それぞれ並々ならぬ期待から、友人宅兼サロンへ通うことにした。1ヶ月間で4回、週1回ペースが最も効果的とのことだったので、迷わず、週イチで予約を入れた。
さて、どんなことをされるかというと、まず、最初に、正面、左右横、後ろ、俯いての頭部と写真を撮影、その後、マッサージベッドに横たわり、背中、デコルテ周りのマッサージでリンパの流れをよくした後、頭皮、首、顔面の筋膜を手技で揉みほぐしていく、と言うものだが、これが、もう、めちゃ痛い!!!
あまりの痛さに友人に軽く殺意を抱くぐらいの、泣きたくないのに涙がちょちょぎれるような痛さである。
約40分の施術が終わり、もう、こんなに痛いなら二度と受けまい、残りはキャンセルじゃ!と思いながら、再度、写真撮影を行い、ビフォーアフターでその効果を見せてもらうと…
驚愕!!!
明らかに、首周りや目の大きさ、頬の辺りのスッキリ感が違っていて、
「もしや、写真、加工しましたか?」と聞きたくなるような差に唖然。
どんなに痛くても続けよう、そう思えるような変わりようだった。
(※あくまで個人の感想であり、効果を保証するものではない)
オトナ女子としては、時々、写真などで自分を客観視するのが怖くなる時がある。
鏡に映る自分は、あくまで「私が見たい私」であって、主観が大いに影響しているが、客観的に切り取られた写真の中の私には「えっ、これ、私!?」と思うようなことが度々起こる。
これまでの人生経験の豊かさだったり生き様が顔に表れているんだから、そのままでとても素晴らしいじゃない!と言われても、なかなか、はい、そうですね、とは言えない自分がいて、今の自分を優しく受容したいと思いつつも、どこかで小さく抵抗している自分もいるのだ。
今回の施術でのビフォーアフター写真は、まさに「うげっ!」となるような、「これが今の私か…」と思うような有様だったけれど、4回の美頭骨デザインの施術が終わって、鏡を見ながら「今の私、いいじゃん!」って思えていることは気持ち的にもとても良かったと思うし、自分を客観視することで、見て見ぬ振りをしてきたことに光を当てることの大切さ〜自分の身体を労わることだったり、丁寧にケアすることだったり〜ということにも気づくことができて、以前よりも自分自身に対して優しくなれたんじゃないかなと思う。
歳を重ねることで、諦めるでもなく、かといって、それに強く抗うでもなく、ただ、ちょっと、もう少し突っ張っていたいというか、自分の中にある女子心というか、乙女マインドを無視することなく、進んでいくことと踏ん張りたいことの折り合いをつけたい、心地よい着地点を見つけたい、そんな感じで、身体と向き合っていこうと思っている。
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